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荒川ごみ拾い、年190回 「体験を次につなげて」

3/30(月) 18:52配信

オルタナ

世界では年間800万トンものごみが陸域から海洋に流出しているといわれており、その量は2050年までに魚の量を上回るといいます。海に流入するごみの5~8割は陸由来といわれ、陸からごみを減らしていくことができれば、海洋ごみを減らすことにつながります。企業や自治体と協力しながら、参加者とともに東京・荒川を清掃、そこでの体験を、ごみ問題を考える次のアクションへつなげてもらいたいと活動するNPOがあります。(JAMMIN=山本 めぐみ)

荒川で清掃活動「クリーンエイド」

チャリティー専門ファッションブランド「JAMMIN」(京都)は、「荒川クリーンエイド・フォーラム」と1週間限定でキャンペーンを実施し、オリジナルのチャリティーアイテムを販売します。

「JAMMIN×荒川クリーンエイド・フォーラム」コラボアイテムを買うごとに700円がチャリティーされ、荒川でのクリーンエイド開催のための資金となります。

東京を拠点に活動するNPO法人「荒川クリーンエイド・フォーラム」。荒川の清掃活動を軸に、市民がごみ問題について知るきっかけづくりを提供しています。清掃活動である「クリーンエイド」は「クリーン」+「エイド」の造語。「荒川河川敷のさまざまな場所でごみを拾うなかで、一人ひとりがごみの問題を考えて次のアクションを起こし、豊かな自然を取り戻すことを目的としています」と話すのは、団体事務局長の今村和志(いまむら・かずゆき)さん(38)。

企業や自治体、市民団体や学校などが主体となってクリーンエイドを実施しており、その数は年間で190回以上、参加者は1.3万人にも上るといいます。

「日本は諸外国からきれいな国だといわれています。街中に落ちているごみも多くないかもしれません。でも、一歩荒川の水際に踏み込んでもらうと、川に大量のごみが溢れている現実を目の当たりにします。クリーンエイドに参加することで現実を知り、ごみ問題を考えるきっかけにしてもらえたら」と今村さん。

企業や自治体などからは「社会貢献の基礎について学びたい」「寮に住む新入社員にごみの問題について考えてもらいたい」「チームワークを強めたい」などといったさまざまな理由をもとにクリーンエイド実施の依頼があり、「荒川クリーンエイド・フォーラム」はそれぞれのニーズに応えるかたちでプログラムを実施しています。

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最終更新:3/30(月) 18:52
オルタナ

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