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世界と日本の億万長者 2019年のトップ5

3/30(月) 11:00配信

Forbes JAPAN

フォーブスが毎年発表する長者番付は、文書化された資産や負債を元に算出されており、国家権力や支配的な地位によって資産を所有する独裁者や王室を含まない。4月に2020年の「世界長者番付」と「日本長者番付」が発表される前に、19年の上位5名の顔ぶれを振り返る。

【特集】日本長者番付 2019

■世界長者番付|The World’s Billionaires 2019

1位:ジェフ・ベゾス(1310億ドル)

「アマゾン・ドット・コム」創業者で、CEOを務めるジェフ・ベゾスが世界1位の億万長者に。1995年に創業したアマゾンは、世界中に物流センターやカスタマーサービスセンターを設置している。現在は配送に留まらず、電子書籍「キンドル」の販売や音声認識技術「アレクサ」を搭載した「アマゾンエコー」の販売など事業範囲を広げている。

2位:ビル・ゲイツ(965億ドル)

「マイクロソフト」創業者のビル・ゲイツ。共同創業者のポール・アレンと共に「Windows」を開発し、世界のインターネット業界を大きく牽引した。2008年にマイクロソフトの一線を退いているが、14年からマイクロソフトCEOのサティア・ナデラをサポートする技術アドバイザーに就任。慈善団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」を通じて事前活動も積極的に行っている。

3位:ウォーレン・バフェット(825億ドル)

「投資の神様」と称され、世界三大投資家のひとりに数えられるウォーレン・バフェットが3位に。自身のよく知る企業や業界の株のみを買い、長期的に値上がりを待つ「バリュー投資」を行う。1965年に投資会社「バークシャー・ハサウェイ」を買収して以来、50年間でその資産運用は7000倍に増幅した。

4位:ベルナール・アルノー(760億ドル)

ベルナール・アルノーは、「LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン」の大株主であり、取締役会長兼CEOを務める人物。ファッションブランド「ルイ・ヴィトン」や高級シャンパン「モエ・エ・シャンドン」など60以上のブランドを傘下に収め、2019年11月にはジュエリーブランド「ティファニー」を買収。資産を大きく伸ばす要因となった。


5位:カルロス・スリム・ヘル(640億ドル)

「メキシコの通信王」と呼ばれるカルロス・スリム・ヘル。事業のひとつとしてあげられるのは、カルロスが立ち上げた通信事業「アメリカ・モビル」だ。アメリカ・モビルは固定電話や携帯、ケーブルテレビなどメキシコの通信事業の多くを手がけている。また、財閥「ルーポ・カルソ」ではタバコや自動車部品、インフラ事業など多数の事業を展開。メキシコやニューヨークに不動産も所持している。

世界には若くして億万長者になった人物もいる。2019年に世界長者番付に最年少としてランクインしたのが、当時21歳の女性カイリー・ジェンナーだ。

最年少の億万長者:カイリー・ジェンナー(10億ドル)

元オリンピック、陸上競技金メダリストのブルース・ジェンナーとタレントのクリス・ジェンナーの娘であるカイリー・ジェンナー。2007年にスタートした、リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で注目を集め、15年にコスメブランド「カイリー・コスメティックス」を設立。オンラインショップを中心に展開し、インスタグラム等を使用したPR戦略も認知度拡大に繋がっている。

■日本長者番付|Japan’s 50 Richest List

1位:柳井 正(249億ドル)

「ファーストリテイリング」代表取締役の柳井 正。ファッションブランド「ユニクロ」や「GU」を展開し、低価格・高品質のカジュアルウェア業界を牽引。ユニクロの店舗数は、世界で1400を超える規模へと拡大している。

2位:孫 正義(240億ドル)

ボーダフォン買収や日本初のiPhone発売で知られる、ソフトバンクグループ創業者の孫 正義。ジャック・マーがアリババを創業当初、対面して5分で20億円の出資を決めるなど、投資家としての一面も注目を集めていたが、2019年はWeWorkへの多額投資が要因でソフトバンクは赤字に。20年3月にはコロナウイルス感染拡大において「簡易PCR検査無償提供」のツイートが話題となった。

3位:滝崎武光(186億ドル)

検出制御機器・計測制御機器メーカー「キーエンス」創業者の滝崎武光。1974年に「リード電機」として設立し、86年にキーエンスに社名を変更。レーザーセンサーや超音波センサー、画像処理システム、マイクロスコープ等を製造しており、自動車、半導体、電子・電機機器など多数の分野にて46か国210拠点で事業を展開している。

4位:佐治信忠(108億ドル)

缶コーヒーBOSSやCCレモン、ペプシ、伊右衛門、ザ・プレミアムモルツなど、多種多様の飲料を展開する「サントリー」の4代目社長を務め、現在は会長職を務めている佐治信忠が4位にランクイン。1980年にアメリカのペプコムを買収、ペプシ販売に漕ぎ着けた業績で知られている。サントリーは2019年売上収益2兆2947億円と増収増益で好調。人気商品「ザ・プレミアムモルツ」の成長やアルコールフリーの「オールフリー」などが順調に売上を伸ばしている。

5位:三木谷浩史(60億ドル)

日本人5位にランクインしたのは、オンラインショッピングコミュニティ「楽天市場」を運営する「楽天」の創業者である三木谷浩史。1997年に13店舗でスタートした楽天市場は創業5年で6000店舗を突破。現在48000店舗を超えており、携帯キャリアサービス「楽天モバイル」などの事業も展開している。

Forbes JAPAN 編集部

最終更新:3/30(月) 11:00
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