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パリが好きなおしゃれな女性に贈るトリコロールのバースデーブーケ

3/31(火) 6:50配信

家庭画報.com

〈藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー〉

広島市にある花店「fleurs tremolo」(フルール トレモロ)のオーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。

誕生日に贈るトリコロールのブーケ

バースデーに贈るブーケのオーダーをいだたきました。パリに憧れている、とてもおしゃれな女の子だとお聞きし、ひと目でフランスの雰囲気が伝わるトリコロールの色合わせにしようと決めました。

赤白のバイカラーと白のチューリップ、白のスイートーピー、そして鮮やかなブルーのルピナスとニゲラ。これで赤、白、青のトリコロールカラーは完成ですが、やはりフレッシュでナチュラルな雰囲気も欲しくなり、明るい緑色のビバーナムも加えて仕上げました。

トリコロールはフランス国旗の配色として知られていますが、赤は友愛、白は平等、青は自由を意味するのだそうです。

国旗では3色は同等の割合ですが、ブーケやアレンジで3色を等しいボリュームにすると、落ち着きのない印象になりがちです。今回は明るさのある白を多めにし、青と赤をアクセント的に使っています。メインとサブで使うボリュームを替えたほうが、バランスのよい仕上がりになります。

もっとトリコロールカラーを強く打ち出すなら、真っ赤な花を加える手もありましたが、今回は若い女性に似合う優しい雰囲気にしたくて、赤と白が自然に混じるバイカラーのチューリップを選びました。バイカラーの花は、2色が自然になじむので、とても使いやすく、花色合わせでも重宝します。

【使用花材】

チューリップ ノースキャップ、マウントタコマ、エステララインベルト
ルピナス テキサスブルーボネット
ニゲラ ミスジーキル
宿根スイートピー
ビバーナム スノーボール

贈り花のヒント

ひとつの花が2つの色を持っているのがバイカラーです。

バイカラーは意外に多く、春の花ではチューリップやラナンキュラス、パンジーなどによくあります。花自身が自然に2色を持っているので、どちらか1色をボリュームアップするだけで、バランスのよい配色が手軽にできます。

花色選びに迷ったときは、バイカラーの品種を探して、色合わせのヒントをもらってください。

●藤野幸信/Yukinobu Fujino
広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs tremolo」(フルール トレモロ)オーナー。広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

写真/藤野幸信 編集協力/高梨さゆみ

最終更新:3/31(火) 6:50
家庭画報.com

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