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毒とフェロモンを放つ環境テロリスト、ポイズン・アイビー。【魅惑の女性ヴィランvol.3】

4/1(水) 21:51配信

VOGUE JAPAN

パワフルで危険な魅力を放つヴィランは、時に正義のヒーローやヒロインよりも強い印象を与える。今週はあらゆる枠を打ち破り、スカッと気分を上げてくれる、スケールの大きな女性ヴィランたちに迫る。

昨年、ロバート・パティンソンが新たにバットマンを演じる『The Batman(原題)』にキャットウーマン役でゾーイ・クラヴィッツの出演が決まり、注目を集めた。これまで『バットマン』シリーズには個性豊かな悪役が登場してきたが、キャットウーマンやハーレー・クインと肩を並べる女性ヴィランがポイズン・アイビーだ。ジョージ・クルーニー主演の『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(97)では、ユマ・サーマンがその役を演じた。

真っ赤なロングヘアにセクシーなグリーンのコスチューム、フェロモンガスと毒の口づけが武器。ポイズン・アイビーは、1940年代のハリウッド映画に登場するファムファタール風で、マレーネ・ディートリッヒやメイ・ウエストといった往年のスターを思わせる。元の姿は、植物を偏愛する科学者のパメラ・アイズリー。ユマは研究一筋の地味な学者と、毒々しくも妖艶なヴィランという1人の女性の2つの面を熱演している。

パメラは化粧っ気なしの設定だが、ポイズン・アイビーは真逆。だんだん濃くなるドラァグクイーンばりのメイクに最初は戸惑い気味だったが、しまいにはユマ自身が「もっと派手にした方が良くない?」とエスカレートしていったそう。「自然界を甘くみるのは失礼なこと」という彼女の台詞は、製作時から20年以上の時を経て、気候変動が世界的な問題となった現代には痛烈なメッセージとして響く。

最終更新:4/1(水) 21:51
VOGUE JAPAN

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