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体の小さい君へ Jリーグ最小MVP、161cm仲川輝人の身長論「コンプレックスは感じない」

4/1(水) 12:13配信

THE ANSWER

「何かが劣っているわけではない」、横浜FMの27歳がスポーツ少年少女に贈るエール

 サッカーJ1横浜F・マリノスのFW仲川輝人が「THE ANSWER」の単独インタビューに応じ、体の小さい子供たちへメッセージを贈った。昨季15得点で得点王となり、J1優勝に牽引した161センチの27歳は、Jリーグ歴代最小でMVPも獲得。そんな日本代表FWが思う自身の“身長論”、自身と境遇が似た後輩たちに届けるエールとは――。

【動画】抜群のスピードで相手の裏に抜ける… 161センチの小さな得点王、仲川の2019年、全15得点のハイライト

 ◇ ◇ ◇

 三浦知良(当時・ヴェルディ川崎/現・横浜FC)に始まり、名選手がズラリと並ぶJリーグMVPの歴史に、2019シーズンが終わって仲川輝人の名前が刻まれた。

 登録されている身長161センチは歴代最小だ。それまで最も低い身長が佐藤寿人(ジェフユナイテッド市原・千葉)の170センチという事実からも、仲川がいかに特異な存在であるかをうかがい知れるだろう。

 インタビュー序盤、こちらが質問するのに言葉を選んでいると、仲川自身がこんなふうに話しかけて笑いを誘ってきた。

「普通に質問してくださいね。気を遣われると、なんか微妙な雰囲気になってしまうじゃないですか」

 だから率直に聞いてみた。自身の身長をコンプレックスに感じたことはないのか、と。

 間髪入れずに答えが返ってきた。鋭い視線に、迷いは一切感じられなかった。

「コンプレックスとは感じていないですし、今はむしろ強みだと思っています。身長が低いから何かが劣っているわけではなくて、この身長だからできるプレーがあります」

 ピッチに立てば自分より20センチ以上も背の高い相手と対峙することも珍しくない。そんな大男たちを相手に、仲川は小気味良いステップを披露する。体格のハンディキャップをものともせず軽快に切りさばいていく姿は、爽快そのものだ。

 もっとも、学生時代は「身長の大きな選手に憧れた」と包み隠さず言う。

 小学校時代、背の順で整列する際は一番前かその後ろが定位置だった。すると、腕を前に伸ばすのではなく腰に手を当てるスタイルを実演して再び笑いを誘った。

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最終更新:4/1(水) 16:01
THE ANSWER

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