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隔離生活中のパッキャオ、誤情報の“リーク”に激怒 「プライバシーの侵害だ」

4/1(水) 16:33配信

THE ANSWER

「国民から国家危機に鈍感と思われる」、パッキャオが怒った理由とは

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で隔離生活中だったボクシングの6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)が、怒りを示している。自身と接触した同国上院議員が検査で陽性反応を示したため、家族と隔離生活を実施。情報を漏らした、ある村長に多対し「プライバシーが侵害されたのはなぜか」と調査を求めている。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

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 フィリピンの上院議員でもあるパッキャオは、地元保健当局の勧めで家族とともに隔離生活をしていた。複数の海外メディアが、新型コロナウイルスの陽性反応が出た上院議員のココ・ピメンテル氏と接触していたこと、パッキャオ自身はすでに検査で陰性だったことを報じていたが、ボクシングシーン.comは「手紙の内容が流出したパッキャオが激怒、原因の調査を求めている」の見出しで続報している。

 隔離生活の報道を受け、マニラから南に30キロに位置する村、ダスマリニャスから自宅隔離の継続を求める「手紙」が届いたという。同メディアではこう記されている。

「ダスマリニャス村がパッキャオに向けて自宅隔離を求めるという内容のプライベートの手紙を送った。しかし、それが流出したことについて、パッキャオは調査を求めると述べた。手紙のコピーが記者に漏れ、週末の間にSNSで拡散されたのである」

 手紙は差出人は、村長のロサナ・ウォン氏だった。「あなたの家族や雇人の安全を守るために、ご自身で自宅隔離をしてください。家にいてください。1人の雇人の出入りも許してはいけません」という内容。ウォン氏は母国の英雄に対し、村の感染拡大防止への意識を高めるため「モデル、模範になっていただきたい」と記されていたという。

村長との手紙が流出、パッキャオは「政治家とのパーティー」の文言訂正を要求

 記事では「ピメンテル氏が出席したパッキャオ主催の政治家たちが集ったパーティーの映像の存在を理由に、ウォン氏はパッキャオが新型コロナウイルスに感染する可能性があるとして、自宅隔離を願い入れた」と説明。しかし、最近になってパッキャオはウォン氏に対し書簡を送り「複数の報道でこのことが流れ、SNSでも投稿されていた」と手紙の流出を指摘。同メディアは、フィリピンメディア「インクワイアー」の報道を印象する形で伝え、パッキャオのコメントを紹介している。

「私に送られた手紙がなぜ、プライバシーが侵害された形でSNS上に拡散されているのか知りたい。同じようなことが今後起きないように、適切な機関にこれを調査してもらいたいと思っている」

「そして、あなたの手紙に書かれていた『パーティー』という言葉は訂正させてほしい。あれはパーティーではなく政治会議だ。パーティーという言葉を使われてしまうと、私が国家危機に対して鈍感な人間であるという印象を、国民に抱かせてしまう」

 検査キットやマスクを母国に寄付するなど、積極的に支援活動を行っていたフィリピンの英雄。村長と「プライベート」なやり取りのはずだった手紙が拡散した。その中で「パーティー」という文言が使われ、自身の意図、事実と異なることが世間に伝わったと主張しているようだ。

THE ANSWER編集部

最終更新:4/1(水) 17:43
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