三寒四温で日に日に暖かくなってくると、寒くて少し縮こまっていた「山へ行きたい気持ち」が、またむくむくと湧きあがってきます。春は何かを始めるのにピッタリな季節です。
『ラスト・サムライ』などのロケ地となった書寫山圓教寺からは姫路城も見える
「今年は登山を始めたいな」と計画(もしくは妄想)されている方も多いと思いますが、いざとなるとどこへ行けばいいのか分からない方も多いと思います。
生まれも育ちもカツシカシバマタ・・・ではなく、兵庫県の私は、東海・関東の山仲間に「アルプスが近くていいよ~」と聞くことも多く、羨ましいと思うこともあるのですが、実は「関西もアルプスに負けないくらい面白い山がいっぱいあるねん」、と心の中で思っていたりもします。
数や高さではアルプスに叶いませんが、関西にも少ないながら素敵な山がたくさんあるんです。何といっても一番のセールスポイントは、「駅からすぐの山が他の地域に比べて多いこと」です(※注 自分調べ)。特に私鉄と組み合わせた登山イベントも多く、登山に対して比較的ハードルが低いように思います。古都、京都と奈良も日帰り圏内ですし、九州や四国にもアクセスが良いです。
九州は下山後に温泉が楽しめる場所が多いですし、四国は中国地方を周回しながら観光して帰ることもできます。つまり、登山も楽しみつつ、他の遊びも堪能できるという、欲張りなおとな女子のみなさんにはぴったりなのです。
ただ、ひとつ残念なのは、情報が関東地方に比べて少ないことです。ということで、前置きが長くなりましたが、私が実際に出掛けた「関西のおすすめ5座」をご紹介したいと思います。
レベルは、初級者~中級者向け。春から秋にかけて出掛けられる場所で、公共交通機関を使ってアクセスできる場所を集めてみました(一部、マイカーの方が便利なところもあります)。
関西圏以外のみなさんも、参考にしていただけると嬉しいです。
兵庫県・加西市にある善防山(ぜんぼうやま)~笠松山(かさまつやま)は、通称「加西(かさい)アルプス」と呼ばれています。全国には「○○アルプス」と名の付く場所がたくさんありますが、ここはまさにアルプスの名にふさわしい場所です。
ルートは北条鉄道・法華口駅~善防山~笠松山~北条鉄道・播磨下里駅までの約8.5km。岩尾根や鎖場、吊り橋などがあり、標高は250m程度ながら変化に富んだ山歩きが楽しめます。
おすすめしたいのは一両編成の北条鉄道を使用してのアクセス。のんびり田舎の風景を眺めながらの山旅は、本当に癒されます。登山口最寄駅の法華口駅舎内で「モン・ファボリ」さんの米粉を使ったパンを行動食として購入すれば準備は完ぺき。特に梅雨に入るまでの春と紅葉の美しい秋にお出掛けいただくのがおすすめです。
最終更新:4/2(木) 17:50
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