【まとめ】
・NY市、死亡者数1100人突破。
・市内各地に病院が臨時設置され、2週間前とは変わり果てた姿に。
・自制心を持ち他人と距離をとることの徹底が肝要。
新型コロナウイルスの感染者、死亡者数はさらに増え続け、ニューヨーク市内だけで死者の数はついに1100人を突破した。日本で客船の集団感染騒ぎが発生したころ、ニューヨークではまだ皆「対岸の火事」程度の意識しかなかった。
結果論なので、対策を講じなかったことをいまさら嘆いても仕方ないとは思うが、毎日1000人単位で増え続ける感染者はニューヨーク市内だけで現在およそ4万4000人。ニューヨーク市の人口は1880万人であるから、ニューヨーカーの430人に一人が感染したことになる。
東京都の人口は1395万人で23区だけでは965万人。ニューヨーク市の数字を単純に23区に当てはめてみると、区民の220人に一人が感染した計算になる。山手線の通勤満員電車の人数が1車両300人程度らしいので、1車両に1人以上の感染者が「必ず」乗り込んでいることになる。実感としてこの数字を日本の人にはこれがこれから自分たちの身の上に「起き得ること」として、考えられないだろうか。
初動は後手にまわったが、その後のアメリカの対応は迅速だ。
先日、米海軍の病院船「コンフォート(ベッド数750床)」がニューヨークのハドソン川に到着し、国の支援で同じくハドソン川のほとりにある巨大見本市会場「ジャービッツ・コンベンションセンター」に病院(2910床)が整備され、ともに新型コロナウイルスに関係ない一般患者用病院として開設された。この2つの施設は既存の市内の病院が新型コロナ対策に集中出来るよう、新たに設置されたものだ。
セントラルパークにも「病院」が作られた。新型コロナ感染者用のベッドを置ける適当な市内の施設がきちんと確保できず、緊急援助支援団体の協力で68床の野戦病院型のテントが設営された。
最終更新:4/2(木) 16:22
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