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50代女性は放っておくと、どんどん“中性化”する!?ファッションのプロ2人が考えるおしゃれの「女らしさ」のさじ加減とは?

4/3(金) 12:16配信

OurAge

シンプルすぎると老けて見える。でも飾りすぎたり、主張するアイテムをやみくもに選ぶのも何か違う…。アラフィフのファッションはそこが悩みどころだ。そこで、モデルの黒田知永子さんと、知的なスタイリングに定評があるスタイリストの佐伯敦子さんが対談。自然に任せていたら失われかねない「女らしさ」とおしゃれの関係とは?

黒田 女らしさと女っぽさは別物だと思う。大人が頑張って寄せて上げた胸を強調したり、脚が自慢だからといってミニスカートをはいて女っぽさをムンムンさせるのは、ちょっと違うんじゃないかと思うんだけど。

佐伯 女らしさって、着るものや髪が長いとか短いとか、そういうことで左右されるものではないのよね。

黒田 そうそう。ヨーロッパのマダムはバストが下がっても隠さずに、おしゃれを存分に楽しんでいるじゃない?どこかがちょっと緩くなっても自然体でふるまう姿が美しいし、人の目を気にせず、誰に媚びることなく女らしさが感じられるっていいなと思う。そして自分にきちんと手をかけているかどうかも、この年代には大切なことですよね。

佐伯 それ大事!ネイルひとつとっても、キラキラと何かをつけるより、きちんと手入れされた手にナチュラルで肌がきれいに見える色のマニキュアを塗っているほうが、ずっと年相応の女らしさを感じるもの。

黒田 ロングヘアもパサパサになったらカットしたほうがいいし、フルメイクもちょっとイタイ。大人こそ、清潔感を大切にしたい。女らしさっていろいろな意味で、「足す」と「引く」が上手にできる人といえるのかな。

佐伯 私が提案したいのも、そういうこと。女らしさの表現として、色や柄に甘さのある服なら、シルエットはシンプルに、ジュエリーもポイント使いで。かわいい服にかわいいアクセサリーのてんこ盛り…は怖いでしょう?シンプルなものでも、たくさんつけてバランスをとるのは高度なテクニックが必要です。とはいえ何もつけないと寂しく見えてしまうのも事実。何事も、大切なのはバランスであり、さじ加減だと思いますよ。

黒田 しかもこれからは、放っておくとどんどん中性化していくから(笑)。私自身、花柄やフリルは大好物。かわいいディテールを見ると気持ちも華やぐけれど、今の自分にはどんな花柄やフリルが似合うのか、どのアイテムで取り入れるのか、つねにバランスを意識しておしゃれを楽しみたいと思っています。

◆透ける素材やリボン・ディテール、女っぽいニュアンスこそ「黒」を選ぶ

アラフィフ世代が素敵に見える着こなしの一例を2人が具体化。ポイントは、トゥーマッチを回避してシックな女らしさへと昇華してくれる頼もしい色、黒。

「透ける素材でもリボンでもフリルでも、黒を選べば失敗がありません」とスタイリストの佐伯さん。衿元や袖口をリボンで結ぶスキッパー型のロングシャツは、シャリ感のあるオーガンジー。透け感とともに、ゆったりしたサイズ感なら女らしさもひとさじ増し。タキシード風パンツもフラットシューズも黒。素材の違いがおしゃれに見せるポイント。


撮影/浅井佳代子 モデル/黒田知永子 ヘア&メイク/福沢京子 スタイリスト/佐伯敦子 構成・原文/向井真樹

最終更新:4/3(金) 12:16
OurAge

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