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日本百名山に惜しくも選ばれなかった山たち。その理由は「登ってない」、「背が低い」

4/3(金) 16:50配信

YAMAKEI ONLINE(ヤマケイオンライン)

登山者から高い人気を誇る日本百名山。その百名山を選んだ深田久弥氏は、苦渋の決断で百名山に選ばなかった山があるらしい。そこで、惜しくも落選となった山々を、理由と合わせて地域別に紹介しよう。

深田久弥がのちに「登っておれば百山の中に入れた」と言及している笈ヶ岳の勇姿

何故選ばれなかった? そこには様々な理由が・・・

登山者なら誰もが知っている日本百名山。その選定者は、文筆家で登山家でもある深田久弥。自らの50年近くにわたる登山経験のなかから名山と思う百座を選んだものだ。

深田の著書「日本百名山」の巻末には百名山選定の経緯が書かれている。そこで述べていることを確認すると「百名山のうち、70座はすんなりと決まったが、残りの30座は選ばれなかった他の候補を紙一重の差だった」とのことだ。

百名山に惜しくも漏れた山について、深田は「愛する教え子を落第させる試験官の辛さに似ていた」「今後再販の機会があれば若干の差し替えをする」と述べている。

では具体的に百名山に選ばれなかった理由はどんなものであったのか。地方ごとに見ていこう。

■北海道・・・7座

深田自身が登っていないため選ばれなかったのは、ウペペサンケ山、二ペソツ山、石狩岳、ぺテガリ岳、芦別岳、駒ヶ岳、樽前山の7座。

アクセスの悪さが仇となり、多くの山々が落選。深田は「登ってみもしないで選定するのは、入社試験に履歴書だけで採否を決定するようなもので私の好まないところであった」とコメントしている。しかし一方で「不公平な理由で除外したことは申し訳ない」とも。

■東北・・・5座

入れるべきか迷ったのが、秋田駒ヶ岳、栗駒山。また、「いい山だが、少し背が足りない」としたのが森吉山、姫神山、船形山の3座だ。

いずれも立派な山ではあるものの、1000m~1600m代という標高の低さがネックとなったようだ。

■上信越・・・10座

深田自身は好きだが、高さが第二級であるとしたのが、女峰山、仙ノ倉山、黒姫山、飯縄山、守門岳、荒沢岳、白砂山、鳥甲山、岩菅山の9山。また、弥彦山については「名山だが背が低すぎる」という理由で落選。

東北と同じく上信越の山々も高さが理由でNGとなった山がほとんどだった。

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