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空冷911カレラを20年以上所有し続けられた理由とは?(2桁ナンバー物語 Vol.7 横浜34のポルシェ 911 前編)

4/3(金) 21:19配信

GQ JAPAN

近年、ナンバープレートの分類番号(地名のとなりに記載)は3桁が主流になり、2桁は少なくなっている。2桁のクルマは、多くが20年以上所有され続けている場合が多い。20年以上もおなじクルマに乗り続ける理由とは? 第7回は“横浜34”のポルシェ「911」を所有するオーナーをたずねたお話の前編。

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約300万円で購入した911カレラ

「そんなにお話出来るエピソードはないんですけどね」と、真っ赤なポルシェ「911カレラ」(タイプ930)の横で、オウナーの石田隆二さんは話す。

大きなトラブルは皆無。「維持の苦労話などを期待されていたら、お話出来ません(笑) 維持費はリーズナブルですよ」と、話す。

石田さんは1996年に911カレラを購入した。1988年型のドイツ本国仕様だ。

「911カレラ以前は、1988年型のランチア『デルタ HF 4WD』に乗っていました。こちらは、911カレラとは対照的によく壊れました。1回工場に入ると3カ月は帰ってこない……なんてこともよくありました。腐食したマフラーが、突然落下したトラブルにも見舞われました」

頻発する故障を見かねた友人が、「それじゃあ、いつまでたっても貯蓄出来ないよ? ポルシェにすれば維持費はそれほど掛からないはず」と、提案してきたという。

もともと、ポルシェには興味を持っていたそうだ。

「デルタ購入時も『944』と迷いました。『904』は憧れのクルマでした。だから、ポルシェ購入も迷いはそれほどなかったですね」

ポルシェ購入を前向きに検討し始めた頃、友人から「名古屋に良い中古車があるよ!」と、情報を入手。それが今の愛車である。本国からの中古並行車で、2オウナー物だった。走行距離は当時、5万6000kmだった。

「周囲の言葉を信じ、実車は確認しませんでした。1996年末に購入し、納車は1997年1月。価格は約300万円でした」

ちなみに、並行モデルにこだわったわけではないという。

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最終更新:4/3(金) 21:19
GQ JAPAN

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