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ホンダ新旧「CBR250RR」を比較検証、 2気筒(2019年)VS 4気筒(1990年)装備編

4/4(土) 18:30配信

webオートバイ

古さを感じさせない、4気筒CBR250RRの充実装備

アルミツインスパーフレームにガルアーム、フロントダブルディスク、前後ラジアルタイヤ、4個並んだ直径48.5mmの小さなピストンと合計16本のバルブで2万回転近く回るエンジンと、今見ても古さがなく、機能美を感じさせるのが旧CBR250RR。バリバリのレーサーレプリカながら実際は街乗りもしやすく、足着きもいいため、エントリーユーザーや女性ライダーにも好評だった。

2020年3月に公開されたCBR250RRの2020年モデルの写真(5枚)

それにしてもこの内容で新車価格59万9000円は、物価を考えても安い。当時のバイクブームが薄利多売を可能にしたのだ。

新CBR250RRはメインフレームこそスチール製だが、剛性バランスを最適化したトラス構造。φ37mmの倒立フォーク、への字形状のアルミスイングアーム、大径ペータルディスクブレーキと、車体回りはライバル車とは別格の充実した構成となっている。

エンジンは完全新設計で、フリクション低減のためにアルミシリンダースリーブやピストンのモリブデンコーティングを採用したほか、クラス初のスロットル・バイ・ワイヤを装備。このクラスでは初の、スロットル操作に対するエンジンの反応を3種類に切り替えられるライディングモードも搭載している。2気筒だから4気筒より安く作れる、と考えるのは間違いだ。

複雑な構成のカウリング、フルLEDの灯火類にデジタルメーター、存在感のあるマフラーなど、外装や装備もコストを掛けた仕上がり。

ABSなしは税抜き73万円だが、この価格はインドネシア工場で生産し、世界中に輸出するグローバルモデルだから実現できたもの。旧CBRのような、国内生産の国内専用車なら相当高くなるかもしれない。僕は新CBRのコスト・パフォーマンスは高いと感じている。

太田安治

最終更新:4/4(土) 18:30
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