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シトロエン C3──駐車場に戻ると嬉しくなる 愛嬌たっぷりな相棒グルマ

4/4(土) 20:11配信

GQ JAPAN

「クルマは機械で、移動の道具だ」という意見もある。けれども、道具だと思って使っているうちに、いつの間にか心が通い合うようなクルマも存在する。今月は、つい感情移入をしてしまう、そんなキャラクターを持ったクルマにフォーカスする。サブスクやカーシェアリングのこれからの時代、こんな愛されキャラしか生き残れない!? こんかいはシトロエン C3の魅力に迫る!

【写真】これぞ“おしゃれキャラ“!

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全長が4mをわずかに切るシトロエンC3は、日本車でいえばトヨタ・ヤリスやホンダ・フィットにあたるコンパクトカーだ。

このクラスの実用車は、「価格」「燃費」「室内の広さ」といった経済性や実用性を重視して開発されるのが一般的だ。けれどもシトロエンC3は、その優先順位がライバルたちとはちょっと違うように思える。おもしろいデザインで、見る人の目を楽しませることが上位にきているのだ。世界中のライバルを見渡して、こんな“おしゃれキャラ“はシトロエンC3だけだ。

なぜシトロエンだけが……と考えると、「art de vivre(アール・ド・ヴィーヴル)」、つまりアートのある暮らしというフランス人の世界観に思い至る。アートといっても別に高価だったり珍しいものだったりすることはなくて、毎日使う皿やグラスに気を配れば心が豊かになる、といった程度でいい。

シトロエンC3もそんなクルマで、出かけるときに「あのカタチを動かすのか」と思うだけで、心にポッと火が灯る。いざ乗ってみると、洒落たインテリアの色使いにニンマリとしてしまう。

で、走らせてみるとよくできた実用車で、特にしなやかに動く足まわりがドライバーにやさしい。見た目で気分がアガり、走ると気持ちが癒やされる。このサイズ、この価格帯のクルマのなかで、シトロエンC3の個性は頭ひとつ抜きん出ている。

3世代目となるシトロエンC3は、それまでのベーシックなコンパクトカー路線から一転、デザインコンシャスな攻めのモデルとなった。日本仕様は滑らかに回る最高出力110psの1.2リットル直列3気筒エンジンと6段ATの組み合わせ。ドライブ中の景色を撮影することができるコネクテッドカムを標準装備することも話題となった。

SPEC 全長×全幅×全高:3996×1749×1474mm ホイールベース:2535mm 車両重量:1180kg 乗車定員:5人 2261万円~

文・サトータケシ 写真・ウツミ

最終更新:4/4(土) 20:11
GQ JAPAN

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