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現代人の教養。すべて言えるか、「現代建築物ベスト7」

4/4(土) 10:00配信

Forbes JAPAN

以下、英国のエンジニアたちが立ち上げたテクノロジー特化メディア「Wonderfulengineering.com」から転載して紹介する。

建築学の世界では、古えから多くの偉業があった。そしてとくに現代、工学技術は実に魅力的な成就を遂げている。

以下に、このたび「米国土木学会」が発表した現代の工学・建築学の偉業ベスト7を紹介したい。いわばこれらは、エジプトのピラミッドやペルーのマチュ・ピチュなどの「世界の七不思議」にあたる、教養として知っておきたい、現代の建築学における不思議、偉業だ。

今回取り上げられた偉業はすべて、次の選考基準を満たしている。すなわち、設計や目的が驚くべきものであること、人類の向上に寄与するものであること、かつて解決不可能だと思われていた課題に取り組んでいること、だ。

ここでは、あえて「カウントダウン」方式で、第7位から紹介していく。

第7位:英仏海峡トンネル

単に「海峡トンネル」とも呼ばれるこのトンネルは、地下部分の長さが約51キロメートルで、イギリスとフランス北部をつないでいる。海中のトンネルとしては世界最長だ。水深は、最も深いところで約75メートル。高速の旅客列車が走っているほか、車両を載せて走行する列車や貨物列車も運行している。

第6位:CNタワー

カナダのトロント中心部にあるCNタワーは、自立式の建造物としては長らく世界一高い建物だった。高さは約553メートルで、電波塔と展望台として利用されている。ビジターエリアは2カ所あり、食事ができる施設も2カ所ある。地上346メートルにある「360レストラン」というレストランの店名は、72分間かけて回転して360度の全景が見渡せることから来ている。

第5位:エンパイア・ステート・ビルディング

忘れてはならないのが、1931年から1972年までの間、世界一高い建造物だったエンパイア・ステート・ビルディングだ。102階建てで、410日間で完成した。正式にオープンしたのは、1931年5月1日。5億5000万ドルかけて改装されて、現在は省エネで環境に優しい建物になっている。

第4位:ゴールデンゲート・ブリッジ

1937年の開通当時、ゴールデンゲート・ブリッジは世界最長の吊り橋だった。マリン郡とサンフランシスコの北端をつなぐ橋で、全長は2737メートル。幅27メートルで、両側合わせて6車線が通っている。高さは、最も高いところで227メートルだ。

第3位:イタイプダム

イタイプダムはパラグアイとブラジルの国境にあり、世界一の発電能力を持つ水力発電所だ。2008年に過去最大の発電量が可能になり、パラグアイの電力全体のうち90%とブラジルの電力の19%を担うことになった。建設時には、5000万トンの岩と土が用いられたことで、世界で7番目に長い川(パラナ川)の流れが変わってしまった。

第2位:デルタ計画

デルタ計画は、オランダの海岸線を高潮から守るために建設された一連の構造物とその計画名だ。その目的は、利用すべき水路の数を減らすことだった。構造物の建設で海岸線が短くなったことで、目的が果たされた。計画完了までに約50年が費やされている。

第1位:パナマ運河

パナマ運河は、工学の歴史で最大レベルの困難かつ取り組みがいのある偉業だと考えられている。その目的は、太平洋と大西洋との間を商船が航行する距離を縮めることで、南アメリカ南端周辺を航海する時間と費用を抑えて航海への不満をなくすことだった。運河は全長約80キロメートルで、渡り切るには8~10時間がかかる。

Forbes JAPAN 編集部

最終更新:4/4(土) 10:00
Forbes JAPAN

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