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<麒麟がくる>大河ドラマ初出演の高橋克典「大きな河の流れの中に、撮影自体もあるような気がしました」

4/5(日) 21:00配信

ザテレビジョン

4月5日(日)に放送された長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第12回で高橋克典演じる織田信秀の死が描かれ、高橋からコメントが寄せられた。

【写真を見る】りりしい佇まいの織田信秀役の高橋克典

史料がほとんど残っていない20代の明智光秀(長谷川)の青春時代から始まり、織田信長、斎藤道三、今川義元、松永久秀さらに秀吉や家康といった英雄たちが天下を狙って戦う群雄割拠の時代を描く同作。

高橋が演じるのは尾張に根を張る道三のライバル・織田信秀。海運を牛耳り、豊かな経済力を背景に、美濃の道三や駿河の今川と争う勇猛果敢な戦国武将で織田信長の父という役どころだ。

■ 「大きな河の流れの中に、撮影自体もあるような気がしました」

今回が大河ドラマ初出演となる高橋は、「撮影はとても楽しかったです。今回は4Kでの撮影もありますし、自分の年齢もありポジションがそれまでと違ってきていますので、どんなお芝居が合うのか、模索しながら演じました」と撮影の感想を語る。

そして大河ドラマついて、「すごくスケール感が大きいです。どこに行ってもすごい大がかりなセットが組んであるので、毎回驚きました。すごく大勢の出演者やスタッフがいますし、撮影がどんどん進んでいきますから、僕にとってはなかなかない現場でしたので、非常に刺激的でした。『大河』という名のごとく大きな河の流れの中に、撮影自体もあるような気がしました」と印象を語った。

■ 「もうちょっと暴れたかったですね」

信秀の役作りについては、「番組プロデューサーより今まで言われていた信長のイメージを信秀が請け負ってほしいと言われました」と明かす。

「その割には戦に出て行っては負け、気持ち切り替えて勢いよく出て行くけど、また負けるという(笑)…。信秀は疲れきっていて、もう運もなく、体には毒も回ってきている。それを自分でも見切っているんですよね。それでも力を振り絞って元気には見せていますが、内側はどんどん痩せていきます。ですからあまり剛毅なところが見せられなかったので、少し残念でした。もうちょっと暴れたかったですね」と心残りもある様子。

しかし、「自分は元気だと見せながらも内側はどんどん弱っていき、さらに息子たちを見るとふがいなくて『ああこの運も俺かぎりかな』と思ってる信秀を、自分なりには精いっぱい演じましたので、その感じが伝わればいいなと思います」と見どころをアピールした。

また、染谷将太演じる息子の信長について、「信長にとっての信秀は、もしかしたら越えられない山なのかもしれません。尾張は、周りがいくつもの国に囲まれていて大変だったと思います。それでも金を使ったりいろんな手だてを使って、自分の国を守る。信長から見たら信秀が憧れであり、反面教師でもあったと思いますが、どういう形であれ父が息子に与えた影響は絶大だったはずです」と分析。

「僕は愛情を持って信長のことを見ていましたが、息子に対してもっとドライで、グサッと精神的に突き放した冷たさがあってもよかったかなと。ふがいないという思いで、信長を諦めていてもよかったかなと思っています」と自身の思いを語った。

また、15、16歳の信長に対し高橋が声をかけるとしたらという問いには、「もっと熟慮しろと。熟慮して力を使うべきところに力を使えと。ただ力が強いだけじゃなくてそういう頭の良さを持ちなさい、と言いたいですね」と回答。

「『こいつは思慮が浅いな』と。たとえば第9回(3月15日放送)で松平広忠の首を持ってきたときも『今これやっちゃうと余計大変なんだよ』と、しかも婚儀で美濃と手を結んでいるのに、やっかいごとに美濃も巻き込むことになるので、信秀は落胆するんですよね。ただ力が強いだけではなく、策も使わないと先に進めない、ということを伝えたいですね」と自身の考えを明かした。

■ 「ここからが新しい時代の幕開けです」

信長の妻となる帰蝶役の川口春奈については、「かわいくて、でもまっすぐで芯の強さがありました。本当のじゃじゃ馬のような感じではなく、純粋さを感じましたね」とコメント。

主演の長谷川については、「非常に爽やかで、滑舌がよくて歯切れよくせりふが入ってくる俳優さんですね。今はまだ若く爽やかですが、いろんなことが周りで起きていき、彼の中で沈殿していって最後があるんだと思います。今はいろんな人に出会っていて、経験と出来事がその人を作っていきますので、そこの無垢さをよく演じられているなと思っています。光秀のこれからの成長がとても楽しみです」と印象を明かす。そして、「それにしても信秀としてもうちょっと出演して、いろんな方とお芝居をしたかったですね」と作品への思いを語った。

最後に「今回は信秀の最期が描かれました。信秀から信長へと時代が変わっていくところですが、ここからが新しい時代の幕開けです。撮影初日に撮ったシーンでしたが、なかなかいい死に方をさせていただきましたし、そんな信秀の最期を演じることができて、寂しいながらもとてもうれしく光栄に思っております」と読者へメッセージを送った。(ザテレビジョン)

最終更新:4/5(日) 21:00
ザテレビジョン

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