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大貫勇輔「大助は、クールだけでどこか天然でギャップ萌え」<アニメ「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」インタビュー>

4/5(日) 12:00配信

ザテレビジョン

4月9日(木)よりフジテレビ“ノイタミナ”ほか各局にてスタートする、テレビアニメ「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」(毎週木曜24:55~25:25、フジテレビ系)は、筒井康隆によるミリオンセラー『富豪刑事』(新潮文庫刊)をベースに、設定や時代背景を現代に一新。財力とテクノロジーを駆使する型破りな刑事・神戸大助と、人情派の刑事・加藤春のバディを描いた作品。

【写真を見る】宮野真守との共演に「分野は違うけど共通点や同じ考えを持っている。刺激になることもたくさんある」と絶賛!

そんな本作の主人公・大助を演じる大貫勇輔にインタビューを実施。

テレビアニメ初主演が決定したときの心境やアニメならではの魅力、作品の見どころをたっぷりと語ってもらった。

■ 声優という仕事は「ぜひチャレンジしたい。絶対やってみたい」という思いが強かったんです

――アニメ声優として出演が決まった際のお気持ちと、どのような心境で役を演じているかお聞かせください。

最初は「本当に僕でいいんですか!?」と思いましたね。

今回の「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」はオーディションを受けて、合格した作品なのですが、元々僕はダンサーやお芝居をメインにお仕事をさせていただいて、その中で“声だけ”のお仕事というお話をいただいたときに、「ぜひチャレンジしたい。絶対やってみたい」という思いが強かったんです。

もちろん、受けるからには絶対受かってやるという気持ちで受けましたが合格をいただいたときはびっくりしました。

オーディションを受けるにあたって声優のレッスンも受けさせていただいて、今まで知らなかったスキルや発見がたくさんありました。今回のチャレンジはもちろん不安もありましたが、楽しみの方が強かったです。

ただ、今回のオーディションの後に「キャッツ」の吹き替えのお仕事を経験させていただいたときに、声優としての難しさをものすごく感じましたね。

吹き替えでは歌ってる人に合わせて歌わなければいけないという新しい“壁”にぶつかったんです。

今回、神戸大助役に挑戦するにあたって、様々なアニメを意識的に見るようになりました。最初は「キャラクターの表情は絵で表現されている」と思っていたのですが、「声優さんの声の表現一つが感情をより豊かに描いているんだ」ということに気付きました。

そこを意識するようになってから、自分もいかにキャラクターが“生きているか”というのを大事なポイントに置きながら演じるようになりました。

周りのキャストも素晴らしい方ばかりで、スキルの差を感じて落ち込んだりへこんだりすることもありますが、毎回自分なりに色々とトライしてみようという気持ちを持って演じさせていただいています。

――ご出演が決定して、周りの方からの反応はいかがでしたか?

自分の周りでも“ノイタミナ”のアニメを見ている友人がけっこういて、「“ノイタミナ”にでるの!?」ってびっくりしている様子の連絡をくれる人がたくさんいて、人気のあるアニメーションに関われるのが非常に嬉しく思います。

――俳優としての表現と声優としての表現の違いや難しさはどういったところに感じますか?

やはり実際の演技だと顔の表情やボディランゲージが使えるということが大きくて、声のトーンでは嘘をついていても、表情では心情が出てしまっているとか。

声優はもちろん映像もありますが、声の質感だけで裏の感情から表の感情まで表現しないといけないのは、声優の難しさだと思います。

特に大助を演じるときは普段より低い声で演じているので、息遣い一つでもそうですし、どこまでマイクにのせるとか細かいところまで意識して演じてはいます。

でも、やはり他の声優の方々の演技を聞いていてもとにかくすごいんですよ。

なにがどうすごいのか説明がなかなかできないくらいとにかくすごくて、目を閉じて声を聞いていると絵が浮かんでくるんですよね、どんな表情をしているのかとか。勉強させていただいてます!

体や演技では表現できることを声だけで表現するのが本当に難しいんです。

■ どこかちょっと天然でそこがギャップ萌え

――「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」という作品の見どころを教えてください。

設定を現代に一新していて、作中に登場するピアス型のAIをはじめとした、最先端の技術やテクノロジーを駆使して毎話、毎話事件に挑んでいくというのがまず本作の見どころです。

大助というキャラクターも大富豪ならではの豪快さと格好良さもあって、宮野さんが演じる加藤との凸凹コンビ感もおもしろいですし、実際演じている自分たちもこの先どうなっていくのかまだ分かっていないので、それが逆に面白いところでもありますね。

台本をいただくたびに、「え!?そうなの!?」という驚きとか発見があるので、自分も作品のファンのように毎回楽しみながら収録しています。

あとは菅野祐悟さんの音楽がすごく好きで、シーンの転換がすごくスピーディーで合間、合間に格好良い音楽が掛かるとテンションが上がります。

――演じられる大助というキャラクターはどのような印象をお持ちですか?

お金がなんでも解決できると思っている人間で、他者からの影響を受けない“究極のマイペース”タイプなので、バディだけど加藤の言葉もあんまり気にしないで自分のペースで物事を進めていくキャラクターです。

でも、どこかちょっと天然でそこがギャップ萌えじゃないですがかわいらしさを感じる点でもあります。

――大助とご自身の似ている部分や共通していると感じる部分は?

周りから、「貴族っぽい」と言われることはあります(笑)。

僕は一見ちょっとクールなイメージを持たれることが多いので、大助と自分が似ているなと思われるかもしれません。

実際の僕はおしゃべり大好きですし、わりと真逆のタイプだと自分では思っています。

――演じるときはどちらかというと、自分とは逆の性格を意識しながら演じていたんですね。

そうですね。クールでマイペースな大助を演じるのは面白いですし、意識して演じています。

僕は舞台の関係で、4話から他の共演者の方と一緒にアフレコさせていただいたのですが、掛け合いでは会話のキャッチボールをするというよりは、相手のボールを軽くはたくようなイメージのキャラクターなので、そういうところを意識しました。

――クールなキャラクターゆえに感情の起伏がなかなかないと演じるうえでは難しかったのではないでしょうか。

(伊藤智彦)監督からは、「もう少し感情を出して」とか「もう少しクールに」とか本当に細かく丁寧にディレクションをいただきながら、微調整をしながら演じています。

ただ演技の中で、感情がはっきりしていたほうがいいときと逆に感情が出ないほうがいいときもありますし、本当に細かく演技指導いただきながら演じている状況です。

■ 初めて声優の方を調べたのが宮野さんだったんです。

――加藤を演じる宮野真守さんとの共演はいかがでしたか?

宮野さんを知ったきっかけの作品が「DEATH NOTE」の夜神月で、「この人の声格好良いな」と思って初めて声優の方を調べたのが宮野さんだったんです。

それからテレビのバラエティー番組とかに出演されているのも見たり、ミュージカルや舞台にもご出演されたり、歌手活動もされている非常に才能豊かな方で、僕自身も宮野さんのファンになっていました。

今回の共演、しかもバディとして演じられることが、もう本当にうれしかったです。

以前、宮野さんとお話をさせていただいたときに「声優にとって大事なこと」を聞いたのですが、「慣れ」だという風に仰っていて。宮野さん自身が「最近、声優に慣れてきたんだよね」と仰るので、「20年近く声優活動されている宮野さんが最近慣れてきたっていうことは、一体自分は何年掛かるのか…!(笑)」みたいな、話をしたりアフレコでも本当にいろいろなことを教えていただいています。

宮野さんは声優というものを軸にマルチに活躍されていて、僕もダンスというものを軸にいろいろなことやらせていただいているので、分野は違うけど共通点や同じ考えを持っていることも多くてお話していて刺激になることがたくさんもあります。

僕が初めてアフレコを一緒にやるときにすごく緊張していたときも、宮野さんをはじめ、キャストの皆さんが気さくに話かけてくださって緊張がやわらぎました。声優としても僕自身、1話1話の中でどれだけ他の人から技術を“盗める”かというのを考えながら、必死に食らい付いています。

――少し作品から離れて、大助のような財力を持っていとしたらどのようなことに使いたいですか?

あれだけの財力があったら、自分のためじゃなくて他人のために使いたいですよね。世界平和のために使いたいです。

――最後に放送を楽しみにされているファンの方へのメッセージをお願いします。

少しずついろいろな謎が分かってきて、本当に毎話、毎話発見がある作品です。

大助がお金を使って難事件を解決していく爽快感、加藤や他のキャラクターとのバランス関係、そして最高のタイミングで掛かる音楽と見どころがたくさんあります。

すばらしい先輩方に囲まれて毎回のアフレコの時間が刺激的で楽しいですし、初めてのアニメ声優で主演を務めさせていただくということで、自分としても放送をとても楽しみにしています。

作品の一ファンとして完成が楽しみですし、早く多くの方々に見ていただきたいという思いでいっぱいです。(ザテレビジョン)

最終更新:4/5(日) 22:02
ザテレビジョン

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