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エムバペに続く「至宝」も。 ビッククラブが狙う仏産「金の卵」たち

4/5(日) 11:40配信

webスポルティーバ

スイスの調査機関「CIESフットボール・オブザーバトリー」の調査によれば、現在ヨーロッパの5大リーグ(スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランス)でプレーする外国籍選手の内訳で最多を数えるのは、フランス人選手の115人。全体の10.8%を占めており、「世界最大の輸出国」と言われて久しいブラジル人選手の9.7%(104人)を上回る数字を記録している。

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 さもありなん。

 たとえばスペインの2大クラブだけを見ても、バルセロナではDFクレマン・ラングレ、DFサミュエル・ウンティティ、FWウスマヌ・デンベレ、FWアントワーヌ・グリーズマンの4人が、レアル・マドリードでもDFラファエル・ヴァラン、DFフェルラン・メンディ、FWカリム・ベンゼマが主軸として活躍している(控えGKのアルフォンス・アレオラはパリ・サンジェルマンからのローン移籍中)。

「優秀なタレントを買いたいなら、まずはフランスに行け」

ヨーロッパサッカー界に定着したその法則により、いまやフランス人選手の争奪戦は移籍マーケットにおける風物詩的なトピックスになった。それこそ、世界に先駆けて育成システムを体系化し、かれこれ50年にわたって時代に合わせたモデルチェンジを繰り返してきた「育成大国の歴史の産物」と言えるだろう。

 そして、その供給元となるリーグ・アンでは、今シーズンも次の移籍マーケットで人気銘柄となりそうな"金の卵"がいくつも産み落とされている。

 その筆頭とされるのが、18歳でトップデビューを果たして以来、リヨンの主軸MFとして右肩上がりの成長を続けるフセム・アワールだろう。

 パリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペと同じ1998年生まれのアワールは、現在21歳。11歳からリヨンの育成センターで育った歴代屈指のタレントで、リヨンの先輩にあたるベンゼマやナビル・フェキル(ベティス)と同じアルジェリア系フランス人だ。

 最大の特長はドリブルテクニックとパスセンスにあるが、単に技術に優れただけのタレントではない。とりわけ、自らの技術を試合で表現する方法を熟知するそのサッカーセンスには非凡なものがあり、実はそれこそがアワール最大の魅力だ。

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最終更新:4/5(日) 11:40
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