粟田 いま握手をしてわかりました。河原社長は、“職人の手”ですね。大きくて分厚くて、まさに若い頃に相当やり込んでらっしゃった手ですよ。「一風堂」の看板と博多ラーメンを世界に広めてきた創業者ならではの、ごっつい手。握手した瞬間、ものすごい迫力を感じました。いつでも厨房に戻れるんじゃないですか。
河原 やれと言われればやりますよ(笑)。カウンター1枚あれば、大繁盛店を作る自信はあるんです。世界で多店舗を展開することに比べたら、1店舗を成功させることは難しいことではない。一風堂が海外に1号店を出して12年になりますが、世界で勝負するのはものすごく難しいね。
粟田 「丸亀製麺」も海外の洗礼を受けて大変でした。でも、その洗礼を受けたからこそ今があります。
河原 僕なんか、もう洗礼を受けっぱなし(笑)。これからもそうだろうね。
◆◆◆
とんこつベースの博多ラーメン「一風堂」(1985年創業、福岡市)を中心に、世界15カ国に約300店舗を展開する力の源(もと)ホールディングス。創業者の河原成美氏(67)は、「日本のラーメンを世界食に」を目標に掲げ、「2025年までに国内海外合わせて600店舗」を目指す。
一方、2000年に兵庫県加古川市で創業した「丸亀製麺」は、それまで香川県以外では馴染みのなかった「セルフうどん」で人気を博し一気に全国展開。2019年6月末時点で国内に約800、海外では13の国と地域に241店舗を展開している。運営元のトリドールホールディングス創業者の粟田貴也氏(58)は、2025年度に「世界6000店舗」という目標に挑む。 本文:7,201文字 写真:4枚
河原 やれと言われればやりますよ(笑)。カウンター1枚あれば、大繁盛店を作る自信はあるんです。世界で多店舗を展開することに比べたら、1店舗を成功させることは難しいことではない。一風堂が海外に1号店を出して12年になりますが、世界で勝負するのはものすごく難しいね。
粟田 「丸亀製麺」も海外の洗礼を受けて大変でした。でも、その洗礼を受けたからこそ今があります。
河原 僕なんか、もう洗礼を受けっぱなし(笑)。これからもそうだろうね。
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とんこつベースの博多ラーメン「一風堂」(1985年創業、福岡市)を中心に、世界15カ国に約300店舗を展開する力の源(もと)ホールディングス。創業者の河原成美氏(67)は、「日本のラーメンを世界食に」を目標に掲げ、「2025年までに国内海外合わせて600店舗」を目指す。
一方、2000年に兵庫県加古川市で創業した「丸亀製麺」は、それまで香川県以外では馴染みのなかった「セルフうどん」で人気を博し一気に全国展開。2019年6月末時点で国内に約800、海外では13の国と地域に241店舗を展開している。運営元のトリドールホールディングス創業者の粟田貴也氏(58)は、2025年度に「世界6000店舗」という目標に挑む。 本文:7,201文字 写真:4枚
粟田 貴也,河原 成美/文藝春秋 2020年3月号
最終更新:4/5(日) 6:00
文春オンライン
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