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知らないと恥をかく敬語の使い方|「〇〇はお休みをいただいております」は正しい?

4/6(月) 8:03配信

Suits-woman.jp

堅実女子の皆さんは、日々オフィスやいろんな場所で敬語を使うことがありますよね。
意外と間違った使い方をしていたり……この表現は正しいと思いますか?

「きょう、佐藤はお休みをいただいております」

<こたえと解説>

「お休みをいただいております」は間違った敬語です。

すっかりメールやメッセージアプリでのやりとりが定着した今でも、取引先とのやりとりや、お客様からの問い合わせなど、まだまだ電話も活躍しています。

だれでも受けられる用件の場合もありますが、担当者を指名されることも多いでしょう。

「佐藤さんはいますか?」と聞かれて佐藤さんの席をみると……あれ?いない。

スケジュールを見ると、佐藤さんはお休みの日でした。

そんな時、つい口にしてしまいがちなのが「佐藤はお休みをいただいております」という表現。「いただく」と謙譲語を使っているので、「ていねいだな」と思いがちですが、実はこれは間違った表現なのです。

佐藤さんはだれからお休みをもらっているのでしょうか。佐藤さんは、おそらく(お休みは権利、という考え方はもちろん正しいのですが)雇用主である会社からお休みをもらっています。つまり、佐藤さんにお休みを与えているのは電話の向こうの顧客ではないのです。

「お休みをいただいております」という言い方では、相手がお休みをあげていることになってしまうのです。

それでは、佐藤さんがお休みの日に「佐藤さんはいますか?」と聞かれた場合、どう答えたらよいのでしょうか。

正しい答え方

この場合は「休みをとっております」や「休暇で不在にしております」が正解です。気を利かせて「敬語を使った」つもりで勘違いしていると、とても恥ずかしいので、よくよく気をつけましょう。

せっかくですから、そのほかにも間違いがちな電話敬語をおさらいしておきましょう。

・「わかりました」
相手になにかを言われて理解した際、「わかりました」というのはあながちまちがってはいませんが、すこしぞんざいなかんじに思えます。この場合は「かしこまりました」「承知いたしました」と言うのがデキる社会人だといえそうです。

・「そうです」
「Yes!」と言えれば簡単ですが、多分相手は日本人です。「そうです」だとぶっきらぼうで愛想もありませんから、「さようでございます」「おっしゃるとおりです」などと言行ってみましょう。これだけで会話がワンランクアップした気分になること請け合いです。

・「すみませんが」
「すみません」は便利に使われる言葉ですが、できれば避けたいですね。「恐れ入りますが」ならとてもていねいに聞こえます。「すいません」はもってのほかですので、絶対につかわないよう気をつけましょう。

・「お名前を頂戴できますでしょうか」
こちらもよく耳にしますが、名前はもらうものではありませんので、NGです。シンプルに「お名前をうかがえますか」だけでOKなのです。

~会話例~

あなた 「はい、スーツ株式会社でございます。」

お客様 「ウーマンホールディングスの鈴木と申します。佐藤さんはいらっしゃいますか」

あなた 「申し訳ございません、あいにく佐藤は本日休暇で不在にしております」

お客様 「あら、お休みなのですか」

あなた 「さようでございます」

お客様 「それでは恐れ入りますが、伝言をお願いできますか」

あなた 「承知いたしました。失礼ですが、もう一度お名前をうかがえますか」

☆☆☆

いかがでしたか。最近はメールなどが浸透しているせいもあり、若い世代は「電話恐怖症」だという話もあります。電話が多い部署ならまだしも、あまり電話のならない部署では、たまのコール音に震え上がってもしかたがないかもしれません。

そんな時、少しでも恐怖を減らすために、スムーズな電話の受け答えの自主練を行なっておけばきっと役に立つでしょう。あなたの明るい電話応対が、オフィスの光となるかも!?

近藤とも

最終更新:4/6(月) 8:03
Suits-woman.jp

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