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レイプ&監禁された英歌手のダフィーが事件の全容を公表

4/6(月) 22:06配信

コスモポリタン

2008年にメジャーデビューし、第51回グラミー賞で「ベスト・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞」を受賞したイギリス出身の歌手、ダフィー(35歳)。

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そのずば抜けた歌唱力で、将来を嘱望される存在でしたが、2010年に発表したアルバム『エンドレスリー』を最後に表舞台から姿を消し、今年2月、性被害に遭った過去を告白したことが報じられていました。

そんな彼女が現地時間の4月5日に、事件の全容について綴った手記を公開。ここでは、ダフィーが受けた性暴力被害の詳細と、彼女が希望の光を見出すまでの10年間の道のりを、一部抜粋してお届けします。

手記の冒頭で、「多くの人が明るいニュースを求めているこの時期に、悲しい内容のストーリーを公表することにとても迷いました。私が綴った言葉が、一瞬でも(新型コロナウイルスから)気持ちを逸らすことに繋がったり、暗闇から抜け出したいと思っている方々にとっての慰めになればと願っています」と前置きしたうえで、「この期間、私自身から言葉を発するのは、今回だけにします。いつかお伝えすると皆さんに約束した以上、ベストなタイミングなんてやって来ないと思ったからです」と述べたダフィー。

そんな彼女は、作家のマヤ・アンジェロウが遺した「胸の内に、語られない物語を抱え込むほどの苦悩はない」という言葉を何度も反芻し、自分の物語を人々にシェアすることを決心したと語っています。

事件が起きたのは、誕生日だった

「現在これを読んでくださっている皆さんには、この後、気持ちが動揺するような内容が記されていることをあらかじめお伝えしておきます。この手記を削除することはありませんし、ネット上に残り続けるので、もし今あなたが他者の辛い話や、悲しい情報を受け入れられない精神状態にあるようであれば、別の機会に読むことを推奨します」としたうえで、ダフィーは事件の詳細を以下のように綴りました。

「事件が起きた日は、私の誕生日でした。レストランで薬を盛られたのです。それから4週間にわたって薬漬けにされ、外国へも連れて行かれました。飛行機に乗せられたときのことや、走る車の後部座席に居たときのことは思い出せません。私はホテルの一室に閉じ込められ、犯人が部屋に戻ってきて私をレイプしました。その時の痛みは覚えているし、ことが終わった後、部屋の中で必死に正気を保とうとしていたことも覚えています。」

「翌日も、私は部屋に閉じこめられたまま犯人と過ごしました。犯人は私を見ようとしなかったし、私もそのときは少し意識がはっきりしていたので、犯人の視界の背後に回るようにしていました。彼に殺される可能性があったからです。犯人が寝ている間、近隣の町に逃げることも考えましたが、お金を持っていなかったし、もし犯人が警察に『知人が行方不明になった』と電話して、捜索されたらと思うと怖くて実行できませんでした。そのときの恐怖をどうやって乗り越えたのか、自分でもよく分かりません。きっとどこかで誰かが、私を助けるために動いてくれていると感じていました。」

「その後、犯人と私は飛行機に乗って帰国しました。その間私は静かに、何事もないかのようなそぶりを装いました。そして自宅に到着し、座った瞬間、ゾンビのように放心状態に陥りました。命が危機的状況にさらされていることは分かっていました。犯人が『お前を殺したい』といった言葉をほのめかしていたからです。その時は微かに残った気力の中で、私の本能が『逃げるのよ! 逃げて、彼に見つからない場所を見つけるの』と叫んでいました。」

「しかしその後、4週間にわたり、私は自宅で犯人に薬漬けにされました。その間、男にレイプされたかどうかは覚えていません。唯一思い出せるのは、外国で車に乗せられていたときや、その後にも、どこかで逃げるチャンスはあったんじゃないかと考えていたことです。外国に連れていかれたとき、なぜ犯人が私に薬を飲ませなかったのかは明確ではありませんが、たぶん外国に持ち込めないほど強い薬物だったんだと思います。」

「事件後も、怖くて警察に行けませんでした。もし何かが悪い方向に働けば、私は死んでしまう、犯人が私を殺すだろうと思ったからです。捜査の中でミスをされたり、事件がニュースになってしまうなどのリスクに繋がる行動は取れませんでした。ただ、自分の本能に従うしかありませんでした。私がこのことを打ち明けたのは、過去10年の間に起きた別の事件(脅迫メールが届いたり、複数の男が家に侵入しようとした)のときに対応してくれた、2人の女性警官だけです。これらの別の事件については、ちゃんと警察の記録に残っています。」

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最終更新:4/7(火) 11:37
コスモポリタン

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