前回「巻き爪歩いて防ぐ 親指で地面踏みしめよう」で、足の爪が巻かないよう足指に正しく体重をかけることの大切さを紹介した。巻き爪や陥入爪(かんにゅうそう)は、爪の切り方や歩き方を変えるだけでも防げるという。痛くなったり化膿(かのう)したりする前に、自分でできることから始めてみよう。
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巻き爪や陥入爪は、予防に力を入れることも大事となる。そのためにまず気をつけたいのは、爪の切り方だ。
「足の指は、体重がかかるたびに肉が地面から押されて、前方や左右に盛り上がってしまうでしょう? 歩くたびにはみ出した肉に爪が刺さると、ひどい場合は炎症を起こしてしまうこともあります。ですから足の爪は短く切り過ぎないこと。そしてラウンド状に整えるのではなく、スクエア型に切るようにしてください。爪の左右を、体重を支えるブリッジとして残したまま、先端だけを直線状にカットします」(下北沢病院院長の菊池守さん)
足指の爪というと、靴に当たらないようについつい短くカットしてしまいがちだが、上から見て、指の肉が見えない程度に爪を残した方が、トラブル回避につながるのだ。
また、靴選びも重要だ。「足に合っていない靴を履いていることで爪の周囲が圧迫されたり、靴の中で足がずれたりして爪が慢性的に刺激を受け、巻き爪や陥入爪になってしまうことも非常に多いのです。予防を考えるのであれば、靴は正しく選び、正しく履くことです」と菊池さんはアドバイスする。
そして足指エクササイズも習慣にしていこう。やり方は簡単だ。拳をつくるようなイメージで、足指をギュッと曲げ、その上からさらに手で、足指が根元から曲がるように押す。これをエクササイズとして、左右の足で順番に何度か繰り返すのだ。
足指を指の付け根から曲げるエクササイズは、足のアーチをつくる筋肉を鍛えてくれる。足の裏は、土踏まずの部分を中心にゆるやかなカーブを描いている。このアーチがきれいに保たれていれば、体重は理想的に分散され、足に無理な負担がかかることなく歩くことができる。
足指にも正しく負荷がかかるので、巻き爪、陥入爪の予防には最適のエクササイズともいえるのだ。
最終更新:4/7(火) 19:15
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