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セ・リーグ6球団 2011年ドラフト1位の現在地は?

4/7(火) 11:01配信

週刊ベースボールONLINE

読売ジャイアンツ

 相思相愛と言われた澤村拓一を単独で指名し、右腕も即戦力の期待に応えて2011年4月15日の広島戦(マツダ)でプロ初登板・初先発し、7回途中まで2失点(自責点0)のデビューを果たした。この試合で勝敗はつかなかったが、シーズンを通して先発ローテーションを守り、29試合に先発して11勝。セ・リーグの新人では江夏豊以来となる200イニング到達を果たし、新人王も受賞した(巨人では山口鉄也以来、4年連続)。翌12年も10勝を挙げたが、15年にリリーフへ配置転換。主に抑えを任されて36セーブ、翌16年は37セーブでタイトルを獲得している。19年は先発で2試合に登板するなど復帰プランもあったが、本人の希望もあってリリーフに戻り、今季もブルペンに欠かせない1人。

堀内恒夫コラム「澤村よ、もう1度、自分の投球を見直せ!」

東京ヤクルトスワローズ

 大成功の“ハズレ1位”だ。2010年のドラフトでヤクルトが1回目に指名したのは、斎藤佑樹(早大)。しかし4球団競合となり、小川淳司監督(当時)はクジを引くも外れ。2回目は塩見貴洋(八戸大)を指名したが、こちらも楽天と重複した。塩見も外し、3回目で履正社高の内野手・山田哲人を指名。ここでもオリックスと重複したが、小川監督は3度目でようやく、「交渉権獲得」のクジを手にすることができた。クジは2度外したが、過去9シーズンでトリプルスリーを3度達成する大打者に成長するのだから、結果的に大成功と言える。とはいえ、ドラフト同期で山田哲以外の現役が西田明央のみなのは、やや寂しい。

中日ドラゴンズ

 大石達也、斎藤佑樹の早大コンビに人気が集中する中、中日は大野雄大(佛教大)の一本釣りに成功。最速151キロの大型左腕として評価される一方で左肩痛もあり、指名に二の足を踏む球団があったのも確かだった。それでも、結果的に中日の判断は正しかった。チームが低迷期に突入する中、2013年から3年連続で2ケタ勝利をマーク。18年には未勝利というどん底を味わったが、そこから見事にはい上がる。19年は1年間先発ローテを守り、防御率2.58で自身初のタイトル獲得を実現。今季も開幕投手に決まり、エースとしての働きが求められる。

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最終更新:4/7(火) 12:23
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