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パ・リーグ6球団 2011年ドラフト1位の現在地は?

4/7(火) 11:02配信

週刊ベースボールONLINE

北海道日本ハムファイターズ

 この年のドラフトの主役は間違いなくこの男だった。4球団競合の末に日本ハムに入団。1年目から6勝をマークして順風満帆のスタートを切ったかに見えたが……現実はそんなに甘いものではなかった。2年目以降は思うように勝ち星を挙げられず、一軍と二軍を行ったり来たりの日々。直近の2年間は一軍未勝利に終わっており、節目のプロ10年目となる今季はまさに背水の陣。キャンプこそ一軍メンバーに選ばれたが、実戦で結果を出せずに二軍落ち。新たな球種にカーブを加えて巻き返しに燃えているが、新型コロナウイルスの影響が出る前のオープン戦でも打ち込まれて苦しいマウンドが続いている。「ハンカチ王子」として日本中を沸かせたあの夏から14年──。斎藤佑樹はこのまま終わってしまうのか、再び輝けるのか。野球人生の大きな分岐点となる、勝負の1年が始まる。

斎藤佑樹、田中正義、安楽智大……崖っぷちに追い込まれた「ドラ1右腕」たち

埼玉西武ライオンズ

 2010年秋のドラフトで6球団に1位指名された大石達也(早大)。当時の渡辺久信監督(現GM)が見事にクジを引き当て西武に入団したが、ケガもありプロの舞台で能力を発揮することができなかった。昨年限りで現役引退。プロ9年で通算132試合に登板、5勝6敗8セーブ、12ホールド、防御率3.64に終わった。今年からは球団本部ファーム・育成グループスタッフに所属。2月下旬に渡米し、ニューヨーク・メッツでシーズン通して研修を行う予定だったが、アメリカで新型コロナウイルス感染拡大を受けて、残念ながら3月中旬に日本へ帰国した。

福岡ソフトバンクホークス

 ドラフト2位で柳田悠岐、育成では千賀滉大(4位)、牧原大成(5位)、甲斐拓也(6位)と今のチームを背負う選手が入団し、当たり年ともいわれる2010年秋のドラフト。1位で入団したのは、現在は楽天に所属する山下斐紹だった。外れ1位ながら強肩と強打を評価されると、高卒1年目から春季キャンプA組(一軍)を経験するなど期待は大きかった。世代交代を迎えたチームの中で、正捕手候補の筆頭に。しかし、自身が結果を残すことができない一方で、同期のライバル・甲斐が台頭。17年オフに西田哲朗と交換トレードとなった。楽天でもなかなかポジションをつかめずにいるが、嶋基宏(現ヤクルト)が抜けた20年シーズン。強みである打力を生かして、若手に負けじと意地を見せられるか。

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最終更新:4/7(火) 11:02
週刊ベースボールONLINE

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