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田嶋陽子氏、#KuToo運動巡る女性同士の対立に「時間のムダ」

4/7(火) 7:05配信

NEWS ポストセブン

 今、田嶋陽子さん(79才)を再評価”する声が日増しに高まっている。きっかけは2019年秋だった。創刊まもないフェミニスト雑誌『エトセトラ』が「We Love 田嶋陽子!」と銘打って一冊丸ごと田嶋陽子特集を組んだこと。そして1992年に出版された田嶋さんの著書『愛という名の支配』が新潮文庫で復刊されたことを機に、新聞、ラジオ、雑誌などが続々と田嶋さんをフィーチャーするようになったのだ。

【別写真】国会議員時代、議事堂前に立つ田嶋陽子さん

 イギリスへの留学を経て大学教授として法政大学で英文学と女性学を教えていた田嶋さんは1991年、『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)に初出演し、たちまちブレーク。当時、女性の社会進出は進みつつあったものの、働く女性は「OL」とひとくくりにされて、結婚や出産で会社を辞めるのが当たり前だった。

 平成から令和へと時代が変わり、女性を取り巻く環境はさらに複雑になった。

 フェミニストを名乗る女性も増える一方で、お金持ちが出没するエリアに夜な夜な集う「港区女子」のように、かつてのバブル女子のごとく男性の財力やスマートなエスコートを求める女性も目立つようになった。

 女性が働くことは当たり前になった半面、若い世代を中心に専業主婦になることを望む女性も増えている。それだけ多様性が認められる世の中だ、とは一概に言えないだろう。未だに男女の賃金の格差は大きく、医学部入試でも差別を受ける。セクハラやパワハラのニュースも後をたたない。

 田嶋さんは、「世の中はまだ変わっていない」と主張する。

「私の本を手に取る人が多いのは、まだ言葉が届いていなかった、苦しんでいる女性が多いという証拠。女性に関わる法制度は古いまま。政治も会社もまだまだ男が支配して、女は家庭、男は会社という性別役割分業が残っています。

 特に専業主婦はいまだにタダ働きの家事をさせられて、老後にもらえる年金がものすごく少ない。日本は夫婦別産制で、夫の稼いだものは夫のものだからです。

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最終更新:4/7(火) 7:40
NEWS ポストセブン

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