280馬力で興奮できたのは今は昔……。一方で、クルマはパワーがあればワクワクできるというものでもない。100馬力台のアンダーパワーのクルマでも、乗って楽しいクルマはいくつかある。そういうクルマを、いくつかピックアップしてみよう。
乗って楽しいアンダーパワー車【画像31枚】
パワーに頼らない楽しいクルマといえば、マツダの歴代「ロードスター」だろう。クルマというのは車体が軽く、パッケージさえよければ、10年、20年、30年前のクルマでもずっと楽しいことを証明してくれている。重量バランスも良く、重心も低い。ハンドリングは素直でデザインもスポーツカーらしく、なおかつどこか愛嬌があるモデルだ。
現行のNDロードスターはNA(自然吸気)の1.5リッター132馬力。パワーよりも街中でもワインディングでもサーキットでも乗って楽しく、走る感覚ではどこでもご機嫌だ。
マツダからはもう一台、MAZDA2になる前の4代目「デミオ(DJ)」の15MBもおすすめ。モータースポーツのベース車両的な存在で、エンジンは高効率直噴ガソリンエンジンのSKYACTIV-G 1.5を搭載する。
パワーは116馬力で車重は1020kg。6MTでパワーバンドを外さなければ、けっこう小気味よく走ってくれる。ブレーキも標準モデルより容量アップされているので素性は上々。サスペンションとデフをセンス良くチューニングすると、間違いなくおもしろいクルマになってくれる。
280馬力を発生するVQ35DEを積んだZ33型「フェアレディZ」。“どこがアンダーパワーなんだ“と怒られそうな気がするが、初期型はDOHCなのに6600回転がレブリミットで、電子スロットルのレスポンスも思ったよりスポーティではなく、乗りやすいけどパンチはない。
しかし、そのぶん車格と排気量の割に乗りやすく、シャシーはフロントミッドシップで出来がよく、意外にもちょっと大きなロードスター感覚で乗り回せる。吸排気系+ハイカム+DBWやVDCまでイジった高機能ECUチューンまでやると、アンダーパワーは解消されるはずだ。
最終更新:4/7(火) 11:40
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