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【新型コロナ感染者が語る】発熱そして陽性、ほかの患者と“相乗り”で入院先へ

4/7(火) 4:00配信

週刊女性PRIME

 猛威をふるい続ける新型コロナウイルス。増え続ける感染者と死者だが、どのような検査や治療をどんな思いで受けているのかーー。新型コロナに感染し、現在、入院中の生の声を、勇気ある男性が週刊女性に伝えてくれた。

【写真】陽性判定後、保健所から受け取った書類と入院食

 

 終わりが見えてないけど、コロナと僕との根比べだと思うから、絶対負けない!

 そんな気持ちから、僕と新型コロナウイルスの闘いをみなさんに知ってもらいたいと思い、この連載を引き受けることになりました。

 みなさん初めまして。会社役員、30代のNです。

風邪という診断で帰宅

 新型コロナに感染して入院することになりました。“コロナをぶっ壊す!”という意気込みですが、まずは、これまでの経緯をお話しします。

 発熱があったのは3連休明けの3月23日の夜です。38・8度まで上がりました。

 翌日、近所の病院で診察を受けたときは、のども腫れておらず肺の音もきれいだったので、風邪という診断で解熱剤をもらいました。

 25日から26日も解熱剤で一時的に熱は下がっても、また38度台まで上昇する状態が続きました。このころから、話題になっている味覚や嗅覚の不調が始まりました。肺のチクチクした痛みもです。

 27日に同じ病院に行くと、やはりのども肺も正常でしたが、次の週まで熱が下がらなければ、肺のX線検査をすると告げられました。

 解熱剤をまたもらいましたが、28日も29日も熱は一時的には下がっても再び上昇する状態が続きました。

 そして、30日にX線検査を受けると、肺に白っぽい霧が。先生がすぐに紹介状を用意して、別の病院でPCR検査を受けました。

 のどに綿棒を挿入して検体を取る検査でした。小池百合子都知事が夜間の外出自粛要請を出した日です。

そして「陽性反応」が

 そして、翌31日の19時ごろに新型コロナウイルスの陽性反応の連絡が電話で来ました……症状がひどかったので、やはり! と感じましたね。

 4月1日から入院の予定でしたが、病床が足りず重症患者を優先させたいということで、僕は2日からの入院になりました。

 このころから、咳がひどくなり、頭頂部が痛くなりました。でも何よりマスクで擦れた耳がいちばんの痛みでしたね。

 入院先へは、自宅近くに車が迎えに来て、ほかの患者と“相席”の状態で移動しました。

 入院初日は“検査地獄”。特に鼠径部からの採血は鬼のように痛く、身体の中にこんなに血が入っとんのか! と驚くほど採血されました。鼻に綿棒を突っ込む検査もメッチャ痛いのでもういやです!

 でも、病院のスタッフはすごく優しいです。感染者は病院内も歩くことができないので、テレビ視聴用のカードを買ってきてくれました。院内にあるコンビニの買い物もツケ払いで毎日してくれます。

 検査のときの聞き取り調査はかなり細かい内容でした。風呂のお湯は毎日替えているか、住んでいる家は木造か鉄骨かまで聞かれて、そんなことまでわからないよ(笑)。

 感染経路をたどるためですけど、僕は仕事でも遊びでもあちこち行く人間なので、どこで感染したかは正直わかりません。もし僕から誰かに感染させてたら申し訳ないですが、体験者の僕だからこそ、語れることもあると思います。

 今後、容体が急変して連載が終わらないように頑張ります。では、また来週!

*都合により原稿を一部修正しました(2020年4月7日17:00)。

最終更新:4/15(水) 21:48
週刊女性PRIME

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