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3年連続で住みたい街No.1に選ばれた「横浜」の住みやすさは?

4/7(火) 5:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

どこの街に住むかの選択は、仕事やプライベートに大きな影響を与える。さらに家賃が家計支出の大きなウェイトを占めることを考えると、居住地は資産形成までも左右するといえる。総合的に考えて住みやすい街はどこなのだろうか? 今回取り上げるのは、『住みたい街ランキング』で1位に選ばれた「横浜」。

神奈川県随一の繁華街「横浜」の家賃水準は?

毎年恒例の『住みたい街ランキング』が発表され、関東版では3年連続で「横浜」が選ばれました。毎回のように「この調査が示す『横浜』はどこなのか?」と議論がかわされますが、ランキングで選ばれた「横浜」駅周辺の住み心地はどうなのでしょうか。20代・30代、独身の男性会社員の視点でみていきましょう。

「横浜」駅は、JR(東海道線、横須賀線、湘南新宿ライン、京浜東北線、横浜線)、東急東横線/横浜高速鉄道みなとみらい線、京浜急行電鉄、相模鉄道、横浜市営地下鉄3号線(ブルーライン)が乗り入れるターミナル駅です。1日の乗降人数は約230万人で、JR利用に限定すると約42万人。「新宿」「池袋」「東京」「大阪」に次いで5番目に多い規模を誇ります。

常に駅のどこかで工事をしていることから「日本のサクラダファミリア」と揶揄されることもある「横浜」駅ですが、今年の5月にはJR横浜タワー、6月にはJR横浜鶴屋町ビルが開業し、完成へと一歩前進します。JR横浜タワーには商業施設「CIAL横浜」「NEWoMan横浜」、9スクリーンを備える映画館「T・ジョイ横浜」がオープン、JR横浜鶴屋町ビルには商業施設「CIAL横浜ANNEX」や「JR東日本ホテルメッツ横浜」がオープンします。

駅周辺には横浜一の繁華街が広がっています。西口には「高島屋横浜店」「相鉄ジョイナス」「横浜岡田屋モアーズ」などの大型商業施設のほか、大規模な量販店が林立しています。一方で狭い路地に多くの飲食店が建ち並ぶ「西口五番街」方面は、夜間、女性が一人歩きするには避けたくなる雰囲気です。

東口は、商業施設「横浜ベイクォーター」や「そごう横浜店」「マルイシティ 横浜店」と直結。そごうが入る横浜新都市ビルからは、日産自動車グローバル本社を結ぶペデストリアンデッキが設置され、「横浜みなとみらい21」へとアクセスできます。

このような「横浜」駅周辺の居住性をみていきましょう。まずは駅周辺の家賃相場です。駅から徒歩10分圏内の1Kの平均家賃は7.24万円、11分を超えると、5.74万円となります(図表1)。

厚生労働省が発表している「賃金構造基本統計調査」によると、都内勤務の男性会社員の平均月給は、25~29歳で27.5万円、30~34歳で34.1万円、神奈川県勤務で25~29歳で26.1万円、30~34歳で30.5万円となっています(図表2)。企業規模によって平均給与は異なりますが、そこから住民税や所得税などを差し引いた手取り額の1/3以内を適正家賃と考えると、都内勤務20代後半は6.9万円、神奈川県勤務は6.7万円、都内勤務30代前半は8.5万円、神奈川県勤務は7.6万円となります。

駅10分圏内であれば30代が、11分を超えたエリアであれば20代後半でも「横浜」駅を最寄りにできる家賃水準です。

駅周辺のにぎやかさからイメージすると、「横浜駅の周辺に住むなんて、家賃が高すぎる」と考えがちです。しかし東口に広がるみなとみらい21エリアは単身者向けの賃貸物件は少ないエリアですが、西口から10分ほど行った、旧東海道を超えたあたりには住宅地が広がり、単身者向けの賃貸物件も多く点在します。「横浜」は、一般の会社員でも十分に居住候補として考えられるエリアといえるでしょう。

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最終更新:4/7(火) 5:00
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