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巨匠ジム・ジャームッシュが送るゾンビ・コメディ 「デッド・ドント・ダイ」を採点!

4/7(火) 17:00配信

文春オンライン

〈あらすじ〉

アメリカの平和な田舎町センターヴィルで、夜になっても太陽が沈まず、携帯電話や時計が壊れ、動物たちが失踪するなどの、異常現象が続発していた。ある日、ダイナーの店主と従業員が、内臓を食いちぎられた変死体で発見される。警察署長のクリフ(ビル・マーレイ)と「ゾンビ犯行説」を唱える巡査のロニー(アダム・ドライバー)は、パトロール中に墓地の地面に何かが這い出たような穴を発見する。たちまち町は無数のゾンビに埋め尽くされてしまい、クリフたちは銃やナタを手に、日本刀を携えた葬儀屋のゼルダ(ティルダ・スウィントン)とともにゾンビに立ち向かっていく。

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〈解説〉

『パターソン』以来3年ぶりとなる、ジム・ジャームッシュの監督・脚本作。現代社会への風刺を込めたゾンビ・コメディ。104分。

中野翠(コラムニスト)★★★☆☆好みのスターばかり、なおかつ喜劇仕立てというので喜んだが、意外にちんまり。ファンにもたれかかってないか?

芝山幹郎(翻訳家)★★★☆☆ジャームッシュの聡明なおとぼけはいつ見ても楽しいが、今回は終末論の接ぎ木がやや強引。俳優はさすがに粒ぞろいだ。

斎藤綾子(作家)★★★☆☆ゾンビ好きには大笑いできる場面が盛沢山。それだけにラストの「台本」という台詞が出てくることには困惑。必要か?

森直人(映画評論家)★★★★☆オールドゾンビの群れがトランプ時代の田舎町を襲う! この監督流儀の丸ごと「本気のジョーク」なメタジャンル映画。

洞口依子(女優)★★★★☆B・マーレイとA・ドライバーとゾンビとS・ゴメスと大量消費主義。今に通じる“何てめちゃくちゃな世界”を爆笑体験!

INFORMATION

「デッド・ドント・ダイ」(スウェーデン・米)
TOHOシネマズ 日比谷ほかにて近日中公開
https://longride.jp/the-dead-dont-die/

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年4月9日号

最終更新:4/7(火) 17:00
文春オンライン

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