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ホンダのNSX-GTが伝統を捨て変身。 ミッドシップ→FRでその影響は?

4/7(火) 17:30配信

webスポルティーバ

2020年からスーパーGTの車両規則が変更され、GT500クラスはドイツツーリングカー選手権(DTM)との共通技術規則「クラス1」が導入されることになった。これにより、トヨタ(昨年までレクサス)、日産、ホンダの3メーカーは新規定に沿った新しいマシンを用意した。

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 そのなかでも注目を集めているのが、ホンダ勢だ。参戦車両はこれまでと変わらず、ホンダが誇る高級スポーツカー「NSX」をベースとした「NSX-GT」。だが、エンジンの搭載位置がコックピットの前方に変更されたのだ。

 1990年に初代NSXが発売され、2016年にはハイブリッド機能を搭載した2代目が登場。NSXはF1などフォーミュラカーの基本構造にもなっている、コックピットの真後ろにエンジンが搭載する「ミッドシップレイアウト」を採用している。GT500クラスの車両でも、これを採用し続けてきた。

 しかし、DTMとの統一が決定した「クラス1」規定では、エンジン搭載位置はコクピットの前方でなければならない。つまり、これまでどおりミッドシップレイアウトのNSX-GTを製作しても、GTシリーズへ参戦できないのだ。

「NSX=ミッドシップ」という伝統にこだわるべき、という声もあったという。だが、最終的にホンダは新規定に完全準拠したNSX車両でスーパーGT(GT500クラス)を戦うことを決定した。これにより、FRバージョンのNSX-GTが今年、お目見えすることになった。

 新規定で3メーカーが横一線の状態で迎える2020シーズンに向けて、ホンダのスーパーGTプロジェクトの指揮を執る佐伯昌浩ラージプロジェクトリーダーは、年明けの東京オートサロンで集まったファンに向けて今季の意気込みを披露。新規定で王座を奪還する、という気合いが伝わってきた。

「今年はスーパーGT(GT500)がクラス1規則に変わります。ホンダはこの規則に完全準拠したNSX-GTで参戦することに決定いたしました。"やるからには絶対に勝たなければいけない"。そういう強い心を持ってがんばっていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

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最終更新:4/7(火) 17:30
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