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エンタメ系サイトは、いかに「コロナ禍」へ適応してるか?:コンテンツやトーンを変更

4/8(水) 16:51配信

DIGIDAY[日本版]

コロナウイルスがイベントやニュースを圧倒しているなか、エンターテイメントやライフスタイルパブリッシャーたちはコンテンツ計画がひっくり返されている。

オリンピックといった大規模イベントがキャンセルされたうえ、それよりも小規模なイベントは当然のようにキャンセルされており、1カ月分にも値するコンテンツが失われた。それを補うため、バッスル・デジタル・グループ(Bustle Digital Group:BDG)、BuzzFeed、そしてピープル(People)は彼らが抱えるヴァーティカルメディアにコロナウイルス関連のコンテンツをフィットさせる方法、そしてウイルス報道から新しいフランチャイズを構築する方法を探している。

読者利益になるコンテンツを

BDGのナイロン(Nylon)の場合、コーチェラ(Coachella)音楽フェスティバルに大きなフォーカスを置いており、バッスルはウェディングシーズンを中心にした大きなコンテンツ計画を持っていた。しかし、これらの重要イベントたちが春・夏にかけてキャンセルされるなかで、読者の生活のさまざまな場面におけるコロナウイルスの影響に対処する方法を伝えるジャーナリズムを作ることにフォーカスを据えていると、ライフスタイル部門編集長であるエマ・ローゼンブラム氏は述べた。

「速報ニュースに参入しようとしているわけではない。リアルタイムで(コロナウイルス関連の)ニュースを報道するのではなく、読者に向けて利益となるようなコンテンツを」それぞれのブランドが抱えているトピック範囲に収まるアプローチで提供していると、ローゼンブラム氏は述べた。

たとえば、ロンパー(Romper)は、子どもを自宅で楽しませるためのコンテンツを用い、コロナウイルスが子育てに及ぼす影響について、重要なハブ(まとめページ)を設けた。バッスルは従来のウェディング関連のコンテンツから、新郎新婦それぞれの個人的なエッセイへと移行し、すでに支払った前金をどうやって取り戻すかといったハウツー記事も作っている。

ロンパーとバッスルは、コロナウイルス関連のコンテンツだけでも合わせて100万のユニーク訪問者数を得ている。コムスコア(Comscore)によると、2月にはバッスルは2600万、ロンパーは500万以上のユニーク訪問者数となっている。

パンデミック以前に作られたコンテンツに関して、ローゼンブラム氏は「すべてをあらためて目を通して内容を更新しているが、コロナ関連と無関係な物を出していないわけではない」と述べた。

バッスルが抱える各種ブランドたちは、この状況のなかで新しいフランチャイズを生み出そうとしている。ナイロンはインスタグラムライブ(Instagram Live)で自宅で演奏をするアーティストたちのコンサートシリーズを制作している。ロンパーはインスタグラムとウェブサイト両方で、子供向けの作家が自作を読み上げるシリーズを開始した。

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最終更新:4/8(水) 16:51
DIGIDAY[日本版]

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