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花びらがフリルのよう!ラナンキュラス“ポンポンシリーズ”が主役の贈り花

4/8(水) 6:10配信

家庭画報.com

〈藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー〉

広島市にある花店「fleurs tremolo」(フルール トレモロ)のオーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。

クリニックの開院祝いに、気持ちが明るくなるアレンジを

クリニックのオープンに花を贈りたいという依頼を受けました。病院など医療関係の場所に飾る花は、緊張感を和らげるような優しく穏やかな花色をよく使いますが、春真っ盛りで街中にもさまざまな花色があふれるこの時期なら、もう少し派手な色合いにして、パッと目立つアレンジにしてもよいと思います。

そこで、「これは何の花?」と興味を引くような個性的なラナンキュラスをメインに使うことにしました。

花びらがふりふりの“ポンポンシリーズ”から、華やかな黄色に緑色が混じるポンポンルナ、赤に緑が混じるポンポンドラコの2種を、さらにアプリコット色の濃淡がかわいらしいビュゼも選んでみました。フリル系でもう1種、白とピンクが混じるスカビオサのイチゴミルクを加えました。

ふりふりした花びらの中に形の違う花をアクセント的に加えたくて、つるりとした花びらで丸みのある花形の濃いピンクのシャクヤクを加え、色味のアクセントに美しいブルーに染めたアスチルベを足してみました。ブルーを加えると、アレンジ全体が引き締まると同時にエレガントな雰囲気が生まれます。

受付に飾っていただけたら、鮮やかな色合いの花に来院する方の目も釘付けになるのではないかと思います。「わーっ、きれい!」と明るい気持ちになっていただけることを願ってお届けします。

【使用花材】

ラナンキュラス ポンポンルナ、ポンポンドラコ、ビュゼ
スカビオサ イチゴミルク
シャクヤク コーラルチャーム
アスチルベ アイブルー(染め)
ビバーナム スノーボール
シレネ 小布施の郷
チョイシア・テルナータ

贈り花のヒント

赤、黄、ピンクと多色を使ったアレンジの場合、ごちゃっとした印象に見えてしまうことがあります。それを回避して美しく見せるには、グリーン花材を上手に利用するのが効果的です。

今回は、少し淡い緑色のビバーナム スノーボールとシレネ 小布施の郷を花と花の間に挟み込むように加えています。いわゆるクッションフラワーで、強い花色同士が隣り合い、印象が強くなりすぎるのを和らげる効果があります。

花色合わせが強すぎると感じたときには、クッションカラーを上手に加えるのがおすすめです。

●藤野幸信/Yukinobu Fujino
広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs tremolo」(フルール トレモロ)オーナー。広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

写真/藤野幸信 編集協力/高梨さゆみ

最終更新:4/8(水) 6:10
家庭画報.com

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