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音読や腹式呼吸…“1分脳活”で維持する“忘れない頭”

4/8(水) 6:35配信

女性自身

パッと単語が出てこなくなった、2階に行ったけど何の用事だったのかすぐに思い出せない、人の名前がとっさに浮かんでこない……。そんな経験を持つ人は少なくないはず。これまでは“単なるもの忘れ”と解釈されていたがーー。

「実はそれらの症状は、認知機能低下の初期症状なのです」

こう話すのは、アンチエイジングの専門家でお茶の水健康長寿クリニック院長の白澤卓二先生。

「アルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβが蓄積されて起こることがわかっています。数年前までは、その蓄積は50代くらいに始まるとされていましたが、検査方法が進化して、今では早ければ20代、30代からアミロイドβの蓄積が始まるという論文も出ています」

そして、そのアミロイドβの蓄積が最初に現れるのが頭頂葉なのだという。頭頂葉は、地図を読んだり、左右や構図、空間を認識する、字を書く、計算するなどさまざまな働きをつかさどる脳だ。

「これまでは、もの忘れは記憶をつかさどる海馬と関係していると考えられていました。ところが、最近では、もの忘れは頭頂葉にある“ワーキングメモリーネットワーク(WMN)”と関係していることがわかってきたのです」(白澤先生・以下同)

「人の名前が出てこない」や「もの忘れが多くなった」という現象は、最も早く現れるWMNの衰えだというのだ。

「頭頂葉の近くには、記憶とイメージをひもづけする領域と、音とイメージをひもづけする領域があります。たとえば、『木村さん』の記憶を、木村さんの『顔』と、『キムラサン』という音とで記憶し、この2つがひもづいて、『この人は木村さんだ』となります。ところが、頭頂葉でアミロイドβの蓄積が始まり、WMNに支障が出始めると、とっさに名前が出てこなくなるのです」

しかし、頭頂葉を鍛えるトレーニングをすることで、WMNの機能低下を遅らせることができると白澤先生は言う。

「たとえば、左手と右手で異なる動きをするようなトレーニングは非常に効果的です。左手を先に出して、右手は後出しで左手に負けるようにする“1人じゃんけん”など、いつもは使わないような機能を使うことが頭頂葉の刺激になるのです」

最も簡単なのは、毎朝、太陽の光を浴びること。朝日は脳に刺激を与え、体内時計のリズムを整えてくれるからだ。ほかにも次のように1分でできる脳活がいろいろとある。どれもふだん使っていない部分の脳を刺激するものだ。

【1】本や新聞を音読する

「文章を読む」作業では、縦書き・横書きの区別、内容を理解するなど、さまざまな脳の領域を使う。加えて音読は、言葉を発する機能、聞く機能と、一度に脳の4部位を使うことに。

【2】2日前の日記を書く

脳の認知機能と短期記憶にも深い関係がある。そこで、2日前のことを思い出して短い日記を手書きしてみよう。食べたものや、見た風景でも構わない。思い出そうとすることが重要。

【3】ときめくことを書き出す

ときめく時間は、ドーパミンという幸せホルモンを分泌し、脳の認知機能を高めるだけでなく、若返り効果も。好きなコトや人など、トキメキを感じることを書き出してみよう。

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最終更新:4/8(水) 17:53
女性自身

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