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ジョルジオ・アルマーニが語る、新型コロナ後のファッション業界 「メインのコレクションにプレも含めて発表すれば十分だ」

4/8(水) 18:00配信

WWD JAPAN.com

ファッション業界では季節を先取りした商品を販売することが慣例となっているが、新型コロナウイルスの影響でそれが変わるかもしれない。アパレルの縫製工場やサプライヤーが休業しているため、2020年プレ・フォールおよび20-21年秋冬コレクションの生産が遅れており、通常であれば6月から9月初旬にかけて店頭に並ぶところが、今年は9月下旬から10月の入荷となるブランドが多いのだ。

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また昨今はサステナビリティの観点から、コレクションごとに目まぐるしく商品が入れ替わることを批判的に見る消費者も増えている。今回の世界的な危機を受けて、ファッション業界は変わるのだろうか?イタリアのモード界をけん引する、ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)に米「WWD」が聞いた。

WWD:あなたは以前からコレクションのショーを(拠点ではない)他国で派手に行うことに反対しているが、コレクションやショー自体をより小規模にすることにも賛成か?

ジョルジオ・アルマーニ(以下、アルマーニ):賛成だ。現在は、実際のニーズよりはるかに多くの商品が供給されている。

WWD:「ジョルジオ アルマーニ」は実験的にウィメンズとメンズのショーを同時に開催したことがあるが、今後その予定はあるか。その場合、開催時期をどうするのか。

アルマーニ:そうする可能性はあるが、まだその方式が本当にいいのかどうかを検討しているところだ。

WWD:コレクションのスケジュールが今後変わっていくとして、それを主導するのは誰だと思うか。デザイナーか、ファッション協会などか、それとも小売店か?

アルマーニ:ブランドが設定した枠組みを守りつつも、顧客のニーズや期待に沿ってスケジュールを立てていくべきだろう。

WWD:新型コロナウイルスの影響により、「ジョルジオ アルマーニ」は春夏物を9月まで店頭に置くと発表した。非常に大きな変化だが、これは卸先でも同様に行われるのか?世界的な危機を受けて、取引先の小売店などもこれに同意しているのか。

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最終更新:4/8(水) 18:00
WWD JAPAN.com

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