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現在のペースなら歴代1位が狙えそうな記録は?

4/9(木) 11:01配信

週刊ベースボールONLINE

 NPBの通算最高記録には、王貞治の868本塁打や福本豊の1065盗塁、金田正一の400勝など、レジェンドの残した不滅の記録の数々が並んでいる。これらはまず更新されることがないと思える偉大な記録だが、通算最高記録の中には、現役選手が現在の成績を維持すれば、最高記録を更新するかもしれないものがいくつかある。今回は、「現在のペースなら歴代1位が狙えそうな記録」を紹介する。

このまま順調なら名球会入りの条件が満たせそうな若手は?

バントの神様の記録を超える可能性があるのは……

 通算記録を更新する可能性が高いのが「犠打」だ。歴代最高は、バント技術の高さから「バントの神様」とも呼ばれた川相昌弘が残した533犠打。それまで平野謙の持っていた451犠打を大きく上回る記録更新となった。しかし、現役選手にこれを超える可能性のある選手が2人いる。ソフトバンクの今宮健太と、広島の菊池涼介だ。

 今宮は2013年、2014年と2年連続で62犠打を達成するなど、プロ9年で早くも歴代7位の299犠打を記録。史上最年少での通算200犠打、250犠打も記録した。近年は長打力を期待されて中軸を任されることが多く、それに伴い犠打数も減っているが、再び「つなぐ役割」を任されるようになれば、最多記録更新も夢ではない。

 広島の菊池もプロ8年で歴代14位の278犠打とかなりのハイペースで数字を積み重ねている選手だ。2013年にはリーグ最高の50犠打を達成。2015年から2019年まで5年連続でリーグ最多犠打を記録している。同じペースを維持できるのなら、あと8シーズンで533犠打を超えることになる。

DeNA不動の守護神が歴代最多に挑む

 次に最多記録の更新が期待されるのは「セーブ」だ。現在の通算最高記録は、岩瀬仁紀が記録した407セーブだが、DeNA不動の守護神・山崎康晃は岩瀬の記録を超える可能性がある。

 2015年ドラフト1位で入団した山崎は、オープン戦で活躍したことから開幕前にいきなり抑えを任され、この年は2勝4敗37セーブを記録。見事にチームの抜擢に応え、新人王にも選ばれた。翌2016年は33セーブ、2017年は26セーブとコンスタントに活躍し、2018年と2019年は2年連続でリーグ最多セーブ数を達成。プロ5年目で早くも歴代12位タイとなる163セーブに到達した。

 岩瀬が残した最多記録との差は244。仮に毎シーズン31セーブを続けていけば、8年で最多記録更新だ。山崎はまだ27歳と若いため、記録更新の可能性は大いにある。

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最終更新:4/9(木) 11:21
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