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「死ぬまで隠し通そうと…」人気ラッパーがゲイを公表するまで

4/9(木) 23:00配信

コスモポリタン

カントリー歌手のビリー・レイ・サイラスとコラボした、「Old Town Road ft. Billy Ray Cyrus」が大ヒットし、一躍人気シンガーの仲間入りを果たしたアメリカ出身のラッパー、リル・ナズ・X(20歳)。

【写真】初めてグラミーを受賞した、同性愛を公言する黒人ラッパー「リル・ナズ・X」

ゲイであることを公言している彼ですが、実は自身のセクシュアリティを死ぬまで隠し通そうと思っていた過去があったのだとか。そんな彼の考えを変えたきっかけとは? <Guardian>とのインタビューにて切実な思いを語りました。

「正直なところ(ゲイという)秘密を抱えて死ぬつもりだった」と言うリル・ナズ・X。学生時代は辛い思いをしたことを吐露。けれども、有名になったことが自身の考えに変化をもたらしたのだとか。

「特に、中学生や高校生の頃は、すごく難しかったよ」「けれども僕にとっては(カムアウト)しないことは簡単だった。誰にも頼って生きていなかったからね。僕を家から追い出そうなんてする人もいなかったし、ひどい扱いをする人もいなかったから」「でも、僕がリル・ナズ・Xになったとき、その思いは変わったんだ」

6歳の時に両親が離婚し、9歳まで母親と一緒に住んでいたというリル・ナズ・X。彼が同性愛者という事実は、今でこそ家族も知るものの、暗黙の了解として捉えられているよう。

「これからもっと話さなくてはと思っているけどね、今となっては家族も知っていることだから。でも、それが会話の種として持ち出されることもないよ。この事実に関してはみんな黙っているだけだし、誰も僕に『彼氏はできた?』とか聞いてくることもない。でもやっぱり、永遠に黙ったままではいたくないんだ、だって子供たちにとって、それって辛いことでしょ?」

さらに、昨年ゲイであることを公表する前には、ファンに捨てられるかもしれないという不安があったのだとか。 けれども、そんなそんな彼の背中を押したのが、昨年6月のプライド月間だったそう。

「ラップを聴く多くの人々は、同性愛者を受け入れない傾向にあると思っていた」

「6月になると、プライド旗をいたるところで見かけたり、手をつないで歩くゲイカップルが歩いているよね。そんな小さなことをきっかけに、カムアウトしようと思ったんだ」

今やLGBTQコミュニティのアイコンとしても大人気の彼だけれど、自分らしさを表現できるようになるまでには意外な経緯があったよう。

以前、人気トーク番組『エレンの部屋』に出演した際にも、カミングアウトについて語っていたリル・ナズ・X。「同じように苦しんでいる若者たちの光になりたかった」という言葉に、司会のエレンも「キャリアの絶頂期にカミングアウトすることはとても勇気のいること。あなたの決断は素晴らしい」と称賛を送っていました。

最終更新:4/9(木) 23:00
コスモポリタン

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