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三木谷社長「頭がちぎれるぐらい考えろ」早朝の会議で筆者は…

4/9(木) 8:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

新型コロナウイルスの軽症者・無症状の感染者を、「楽天トラベル」に登録のある宿泊施設にて受け入れることを発表し、話題を呼んでいる楽天。「目標達成」を実現させている楽天社員の行動習慣とはどんなものなのだろうか? 楽天市場初期の主要メンバーとして事業部長を歴任していた小林史生氏は、書籍『楽天で学んだ「絶対目標達成」7つの鉄則』(日本実業出版社)にて当時の経験を語っている。

「活動量で勝負」のクセが抜けきっていなかった

◆「時間」をかける前にまず、やるべきこと

もう10年以上も前ですが、トヨタ出身の方で今も楽天で重責を務められている方が教えてくれたことがあります。その方の一言が、今でも目標達成の基本行動として胸に刻まれています。

彼は当時、週1回、朝7時から私を含む配下のメンバーを集めて社内でトヨタ式のオペレーション勉強会を開催してくれていました。その中で、ある日、「問題解決のときに使う順番は、『知恵』、『仲間』、そして最後の最後に『時間』だ」と、おっしゃっていました。

この意味は、最初に目の前に課題があり、その対策を考えるときは、いきなり「自分の時間」、つまり自分の活動量を高めて解決しようとしてはいけない、ということでした。最初は自分の「知恵」を使いなさい、つまり、「もっと短期間で効率的に解ける方法があるのではないか」と、まずは自ら必死に工夫の仕方を考えなさい、とのこと。

それがダメなときには、次は「仲間」の知恵を拝借して対策を考えてみなさい、というのが二つ目です。つまり、知っていそうな人に聞いてみたり、他の人の参考になりそうな意見を取り入れるということです。

それでもどうしてもいいアイデアが出ないときは、自分の「時間」、つまり自分の活動量を達成できるまで増やし続けなさい、ということでした。

当時の私は、楽天での経験もそれなりに積み、目標達成に対するこだわりは人一倍ありました。ただ、活動量で勝負という従来のクセがまだ抜け切れていませんでした。そのため、この方からいただいた言葉は、まさに目からウロコでした。

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最終更新:4/9(木) 8:00
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