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自律神経を乱す「SNS依存」が病気の原因に。やめるには?

4/10(金) 15:45配信

bizSPA!フレッシュ

「スマホ依存」は現代病ともいわれていますが、「仕事で疲れていて、本当は心身を休めたいのに、ついスマホでSNSをチェックしてしまう」という人、みなさんの中にも多いのではないでしょうか。

 SNSのタイムライン上には他人の充実した日常や、誰かに対する誹謗中傷などが絶え間なく流れてくるため、ときに負の感情にとらわれてしまうことも。

 そこで、今回は『不摂生でも病気にならない人の習慣』の著者であり、長年、自律神経の研究に取り組む順天堂大学医学部教授・小林弘幸医師に「SNSとの正しい付き合い方」について解説してもらいます(以下、小林氏の寄稿)。

現代人に蔓延する「SNS疲れ」

 スマホ依存の大半はゲームやSNSによるものです。特にSNSは大きなストレス要因にもなっていますので、極端なことを言えば、SNSそのものをやめてしまってもいいのではないか、と私自身は考えています。

 これは、14歳から24歳の若者を対象にしたイギリスの研究(2017)ですが、英国王立公衆衛生協会によると、SNSの長時間の利用は「不安感や鬱、不眠の悪化に繋がっている」そうです。特に「Instagram」は、他人と自分を比較しやすく、不安感や孤独感、いじめ、外見への劣等感など否定的な影響が、他のSNSよりも高いことがわかりました。

 日本でも「SNS疲れ」という言葉が登場しています。若者のSNS疲れに関する調査(2019/株式会社Link)によると、76%が「SNS疲れ」を経験しているという結果が出ました。疲れるSNSランキングは以下の通りです。

1位:LINE(68.8%)
2位:Twitter(58.9%)
3位:Instagram(57.1%)
4位:Facebook(14.3%)

SNSは人生のマイナス要因?

 例えば、2位のTwitterが疲れる理由。

1位:攻撃的な言葉や誹謗中傷が目に入る
2位:繋がり過ぎた結果、見たいと思わない情報まで入ってくる
3位:他の人にどう思われているかを想像したり他人と比較したりすることで、言いたいことが言えなくなる
4位:自分のテンションが低いときに高いテンションの投稿を見た(逆も含む)
5位:周りの反応やリツイート・いいねの数が少ない

 見ての通り、SNSで人間関係が広がった結果、そのことでストレスを感じてしまっているのです。もちろんSNSには、コミュニティーづくりや自己表現、孤独感の解消などプラス効果もあるでしょうが、私はマイナス要因のほうが大きいのではないかと考えています。

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最終更新:4/10(金) 15:45
bizSPA!フレッシュ

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