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海外ビューティ通信モスクワ編 新型コロナ拡大で外出禁止令のモスクワ 市民生活をリポート

4/10(金) 14:00配信

WWD JAPAN.com

世界に目を向けると日本とは異なる美容トレンドが生まれている。そこで、連載「海外ビューティ通信」では、パリやニューヨーク、ソウル、シンガポールなど、7都市に住む美容通に最新ビューティ事情をリポートしてもらう。

この原稿を執筆している4月6日時点、新型コロナウイルスの影響でモスクワでは数々の規制が導入されている。まず外国人はロシア全土で入国禁止となり、国際線フライトが運航を停止した。感染者や濃厚接触者は感染症病院に収容され、最近入国した人々は全員14日間の自主的隔離となり、買い出しやごみ捨てなど一切の外出が禁止されている。モスクワではスポーツや娯楽イベントが中止となり、ミュージアムやジム、劇場などは閉鎖し、それに続いて学校が休校になり高齢者は自主的隔離となった。3月28日~4月30日まで全国一斉に食料品店や薬局、公共交通機関など一部を除き企業は営業禁止となり、3月30日からモスクワをはじめ多くの地域で外出禁止となった。最寄りの食料品店や薬局での買い物、自宅から100m以内の範囲でペットの散歩をすることは許可されている。デパートや大型の公園は閉鎖、飲食業はテイクアウトかデリバリー以外すべて休業。飲食業界やイベント業界などからは倒産を懸念する不安の声が上がっている。(この記事はWWDビューティ2020年4月9日号からの抜粋です)

新型コロナウイルス禍による世界同時株安と並行して、石油生産への依存度の高いロシアはOPEC(石油輸出国機構)との減産合意の不成立が重なり、通貨のルーブルが約20%も急落した。この先国境封鎖が続けばさらなる下落が想定される。ルーブル安はこの先輸入品の価格が値上がりすることを意味する。国内に流通する大手化粧品ブランドは外国メーカーのものばかりで、また、そもそも一般的なロシア人は経済的に余裕がないため何にお金をかけるかを厳選するため、以前から化粧品類は家計において節約対象になりがちだ。そのため2020年のロシア化粧品市場の売り上げは、全体的な縮小が予測される。国民が受ける経済的なダメージは長期にわたり深刻になるだろう。

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最終更新:4/20(月) 14:09
WWD JAPAN.com

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