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インド系外資企業のブラックぶりが壮絶すぎる…日本人社員から相次ぐ告発

5/16(土) 15:51配信

週刊SPA!

経営統合で職場は大混乱。パワハラの告発が相次ぐ

 サンファーマは、ムンバイに本社を置くインド最大の製薬会社。1983年に設立されて以降、世界各国で製薬会社の買収を重ねる拡大路線をとり、現在は世界に44箇所の製造拠点と従業員数3万2000人を擁し、150カ国以上に医薬品を供給する大企業となっている。

 2012年3月に日本法人「サンファーマ株式会社」を設立し、日本のジェネリック医薬品市場に参入した。2014年には、第一三共株式会社の子会社でインド最大の製薬会社だったランバクシー・ラボラトリーズを株式交換により買収・吸収合併。これによりサンファーマは、世界市場において第5位のジェネリック医薬品メーカーとなった。

 さらに2016年にはノバルティスファーマが日本で販売する医薬品14ブランドの製造販売を承継。そして2019年、ポーラグループの医薬品メーカーである株式会社ポーラファルマと、その子会社の株式会社科薬を買収し、今年1月に経営統合を果たした。ノバルティスファーマ出身の中道淳一社長は「皮膚科のスペシャリティ・ファーマとして国内トップ3位入りを目指す」と意気込んでいる。

 しかし、その新生サンファーマでは経営統合による混乱が起きているようだ。主に吸収される形となった旧ポーラファルマの社員に対する退職強要、合意なき減給、追い出し部屋、パワハラなどが横行し、内勤・外勤、一般職・管理職を問わず、さまざまな部署・階層から告発が寄せられているのだ。また、違法ギリギリで人事権を濫用するような退職勧奨、不当人事もおこなわれているという。

「給与引き下げにあたり、明確な説明がなされなかった」(営業・管理)

「家庭の事情で外勤ができないと会社に伝えると、『外勤か退職か』の二択を迫られ、実質的な退職勧奨を受けた」(元内勤)

「人事部長と営業責任者からともに退職を強要され、自分を含めて複数名が退職した」(元MR)

「就業規則に明記されている『60歳以降の再雇用』を希望したが、『話し合いの余地はない』などと拒否され、退職を強要された(元営業他)

「組織変更を繰り返し、ターゲットにした社員を閑職に異動させ、名刺も仕事も与えない。耐えかねた社員が異動を希望するも、人事部長は取り合わなかった」(元内勤)

 筆者に届いたこれらの声はごく一部である。同社内にコンプライアンス室はあるものの、ライン上の責任者は人事部長であるため、皆「怖くて通報できない」と口を揃える。また会社側は給与体系や評価基準についても「開示できない」と公言。社員が個々に質問しても、回答をおこなっていないという。

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最終更新:5/16(土) 15:51
週刊SPA!

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