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日本人選手と外国人コーチがタッグを組む時のギャップやコミュニケーション方法【男子テニス】

5/22(金) 16:00配信

THE DIGEST

 海外のアカデミーに興味がある人が増えてきたが、実際どのような環境なのか、わからないことも多い。そこでスペインに拠点を移して約5年経つ守屋宏紀(北日本物産)に、外国人コーチとのコミュニケーションについて、また、海外アカデミーの良さを聞いた。

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 現在、守屋は「Master Tennis Barcelona」というバルセロナにある、小さなアカデミーにいる。オスカー・ヘルナンデスコーチ(Oscar Hernandez/元テニス選手でキャリアハイは48位)がアカデミーを開く時に、一緒に移ったという。

 日本のコーチとの違いについては、「ちゃんと言葉にして伝えないと伝わらない。日本人同士ならわかってもらえるような、阿吽の呼吸のようなものはありません。コミュニケーションを取るのは僕もまだまだ足りないところではありますが、自己主張していくことは必要です」と守屋。それはコーチサイドも望んでいることでもあるそうだ。

 英語でコーチとコミュニケーションを取ることについて、日本人ならばハードルが高いと思うだろう。守屋も苦労はしたようだが、振り返ればプロになりたての時に、海外のアカデミーで少しの期間練習をしたり、外国人コーチと一緒に遠征を回ったことで、英語の必要性を感じたことが、今となってはプラスだったという。
 
 アカデミーとの契約内容は選手それぞれ違う。守屋の場合は、「基本はテニスアカデミーに所属していますが、自分がアカデミーに留まって練習をする時と、遠征に一緒に来てもらう時を、組み込みながらやっています」

 もちろん、契約内容に関しても自分で交渉していくことになる。金額について、何週間コーチに遠征についてきてもらいたいかなど、話し合いで決めていく。大変なやりとりだと思ったが、本人は「あまり大変だとは思わなかったんですよね」とサラリとしたものだった。

 スペインに行ってからコーチは4、5人変わっているが、それは悪いことではない。「彼らの中で情報を共有してもらい、同じ方向に進んでいれば、色々なコーチに見てもらって意見をもらえる。こういう方法も1つのやり方だと思います」。現在は、チームに5人のコーチがおり、遠征に帯同してくれるコーチはいつも同じではないが、問題はないそうだ。
 

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最終更新:5/22(金) 16:00
THE DIGEST

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