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今日からできる、眠りの質を高める6つの方法。

5/23(土) 21:11配信

VOGUE JAPAN

あらゆる不安やストレスの高まりが引き起こす不眠症だが、改善するための行動が、むしろ眠りを遠ざけている可能性がある。睡眠エキスパートが良質な睡眠を得るための6つの方法をシェアしてくれた。

これまで何世紀にもわたり人々は睡眠障害に悩まされてきた。マリリー・モンローやジュディ・ガーランドから、毎晩4時間しか睡眠をとらないことで有名なウィンストン・チャーチルやエイブラハム・リンカーンまで、多くの人がストレスや不安、パフォーマンス恐怖症から眠れない夜を過ごしてきたのだ。大統領在任中、5時間以上眠れないことに悩まされたというビル・クリントンは、「これまでの人生で犯した重大な過ちは全て、疲れすぎていたせいだ」と振り返っている。

モンローの不眠症が舞台恐怖症に起因していたように、世界的なアーティストであったり国家を導く立場にある人のストレスレベルが極めて高いことは容易に想像がつく。しかし、有名無名に関わらず、またストレスの大きさを問わず、あらゆる不安が不眠症を引き起こす原因となるのだ。

短期的な要因としては、自分が言ったことや言わなかったことへの後悔や、試験などのプレッシャーが考えられる。また長期的な要因としては、仕事上の悩みや問題、育児、大切な人の健康を案じるといったことなどが考えられる。世界的パンデミックという、不安を誘発する現在の状況も当然含まれる。

多忙な現代生活が眠りを妨げる。

「現代人の生活は非常に忙しく、私たちに起こるあらゆることが不安や怒り、イライラの原因となります。決断すべきことが多く常に忙しくしているため、物事をじっくり考えて処理する機会はほとんどありません」

ロンドンにある世界有数の不眠症専門クリニックの設立者であり、院長兼主任臨床医である南アフリカ出身の精神科医、ヒュー・セルシック博士はこう説明する。

「自分では何もしていないと思っている時でも、起きている限り、テレビを見たり本を読んだり、携帯電話やメールをチェックするなど、私たちは常に何かしらの行動をしています。つまり多くの人にとって、1日の中で何にも邪魔されることなく完全に『何もしない時間』が得られるときがあるとすれば、『さあ寝るぞ』とベッドに入り、明かりを消す瞬間くらいなものでしょう。しかしだからこそ、日中に蓄積されたさまざまな考えや感情、決定事項が頭の中を一気に駆け巡り、眠りを妨げてしまうのは当然だとも言えます」

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最終更新:5/23(土) 21:11
VOGUE JAPAN

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