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関西人の得意技?「あだ名」で呼ばれる駅10選

5/23(土) 5:01配信

東洋経済オンライン

 駅名の中には、長くて言いづらいもの、それほど長くはないけれども略したほうが発音しやすいものが多々ある。せっかく苦労して命名したのに、略称が一般的になってしまえば駅名を考案した鉄道会社としては苦労のし甲斐がないとも思うけれど、逆の見方をすれば、「あだ名」が付くほど世間では親しまれている証しともいえるだろう。

【写真】日本一長い商店街に行くには「てんろく」の駅が便利だ

 今回は大阪を中心に関西の駅を取り上げる。調べてみると、駅名省略の本場は関西なのではないかと思うほど、親しみを込めた愛称が普及しているようだ。

■近鉄のターミナル駅

1) 大阪上本町駅(近鉄大阪線など)
 古くからある近畿日本鉄道の大阪市内のターミナル駅。1914(大正3)年に上本町駅として開業。接続する路面電車の停留場が上本町六丁目であったので、いつしか「上六(うえろく)」の通称で親しまれるようになった。

 筆者は親戚が近鉄沿線に住んでいたので、幼少の頃、大阪へ遊びに行くと、市内中心部へ出かけるときは、まず「うえろくに行く」と言っていた。記憶にある昭和30年代中頃の「うえろく」、それは、この駅に乗り入れる大阪線、奈良線ともに4線ずつ、計8線の櫛(くし)形ホームを持つ堂々たるターミナル駅だった。

 1970(昭和45)年に地下の難波線が開業して以降、地上ホームは全盛期ほどの華やかさでなくなったが、周辺は駅直結のホテルや百貨店をはじめ近鉄グループが運営する施設が集まっている。大規模な再開発も検討されており、将来が楽しみなエリアである。

2)谷町九丁目駅(大阪メトロ谷町線など)
 大阪上本町のすぐ西側にあって、地下でつながっている大阪メトロの駅が谷町九丁目である。千日前線と谷町線が交差し、「たにきゅう」の愛称で親しまれている。

 谷町線は北に向けて谷町六丁目、谷町四丁目と続き、それぞれ「たにろく」「たによん」と略されている。

 この3駅で乗降人員がいちばん多いのは谷町四丁目。1駅北の天満橋までの大阪城の西側エリアは、大阪府庁や国の行政機関が建ち並ぶ官庁街となっている。

3)南森町駅(大阪メトロ谷町線など)
 谷町線でさらに北上すると、南森町(みなみもりまち)駅に着く。「なんもり」の名で親しまれている。地下鉄の堺筋線と交差するほか、JR東西線の大阪天満宮駅ともつながっている。

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最終更新:5/23(土) 5:01
東洋経済オンライン

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