ここから本文です

コロナ時代には「紙とハンコ」の文化はヒトの命をおびやかす

5/24(日) 7:31配信

現代ビジネス

 日本の業務では、紙とハンコが不可欠だ。とくに、官庁がそうだ。

 これが日本の生産性の低さの大きな原因だったが、コロナ時代には、窓口に3密空間を作るなど、命を脅かすものとなっている。

【実名公開】5年後、10年後に「生き残る会社/消えている会社」

 マイナンバーを用いるオンライン申請が10万円給付で導入されたが、実際には、郵送より時間がかかる結果になっている。

役所への申請が命にかかわる恐ろしい作業に

 コロナ関連で、公官庁へ申請をしなければならない場合が増えている。

 紙にハンコを押し、窓口で並んで受け付けて貰う。混み合っていると、コロナウィルスの感染が怖い。

 政府は感染を防ぐために人と人との接触を8割削減するよう求めているのだが、他方では、わざわざ3密空間を作り出しているわけだ。

 郵便で書類を受け付けてくれる場合もある。大変ありがたいのだが、実際には、これも厄介だ。

 資料がある場合、メールならPCにある資料を添付するだけで済んでしまうのだが、紙にせよといわれては、資料をプリントしなければならない。

 ところが、プリンターなど、20年くらい昔にご用済みにしてしまったので、途方にくれてしまう。

 他に方法が思いつかないので、PCのデータを見ながら、紙に筆記することになる。

 何たること! 

 紙の資料がある場合、メールならスマートフォンのカメラで撮影して添付すれば済むのだが、それは駄目だという。

 コピー機も、遙か昔にご用済みにしてしまった。そこで、コンビニエンスストアまで出かけていって、コピーしなければならない。

 コピー機にもウィルスがついているかもしれないので、ビニールの手袋をし、完全武装体制で操作する。

 これまでも、公官庁への申請は面倒なことだと思っていた。しかし、コロナの時代には、ひょっとすると命にかかわる恐ろしい作業になってしまった。

 問い合わせには、電気的情報伝達手段も認められている。しかし、メールではなく、電話だ。 いくら掛けても、話し中で繋がらない。

 IT革命というのは、20年くらい前のことなのだが、日本では遠い将来の夢だ。

1/4ページ

最終更新:5/24(日) 7:31
現代ビジネス

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事