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男性用の日傘、本当に盛り上がっているの?

2013/7/16(火) 10:24配信

THE PAGE

百貨店には日傘コーナーもあるが

 調査中、新宿界隈の百貨店をいくつかのぞいたところ、雨傘と一緒に男性用の日傘や晴雨兼用傘を置いている売り場もあり、少なからずニーズはあるようです。

 ある売り場で売れ行きを聞くと、調査の前週は1週間で8本の日傘が売れたとのこと。売り場の客層にもよると思いますが、年輩の男性が購入することが多く、若い日傘男子はまだ少ないようです。別の売り場では、ビジネスシーンで日傘を使うのは目立つので、プライベートで使っている人が多いのではないか、という意見も聞きました。今回は平日の新宿で調査しましたが、休日に場所を変えてチェックすると、また違った結果が出るのかもしれません。

 ところで今回の調査では、炎天下のなか僅かな日陰に避難しつつ通行人を数えていたのですが、信号待ちのときなどに、通りから少し離れた日陰スペースにわざわざ移動してくる男性が多かったのが印象に残っています。男性も女性と同じく、日差しを避けたいという思いはあるようです。また、並んで歩いている夫婦が、1本の日傘がもたらす日陰をシェアしている姿もチラホラ見かけました。

 日傘は「小さな日陰を持ち歩くようなもの」ともいわれます。晴雨兼用の折りたたみ傘などは、急な夕立にも対応することができ、非常に合理的かつ便利なアイテム。環境省の調査によると、上着を省いたクールビズに日傘をプラスすると、汗の量が2割も抑えられることがわかっています。あとは、男なのに日傘なんて恥ずかしい…という意識を変えられるかどうか。ちょっとしたきっかけで、クールビズの一環として日傘が普及する日がきても不思議ではありません。

(伊丹治生/フリーライター)

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最終更新:2018/10/6(土) 22:15
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