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投票に行かないと罰せられる国がある?

2013/7/20(土) 1:50配信

THE PAGE

 日本では、満20歳以上の国民に選挙権が与えられますが、決して義務ではありません。しかし世界を見てみると、投票に行かないと罰せられる国があります。どんな国が取り入れているのでしょうか?

 投票を義務化している主な国は、アルゼンチン、オーストラリア、ギリシャ、シンガポール、ペルー、ベルギー、ルクセンブルクなど20カ国以上あります。これらの国では、罰金や選挙権の制限など何らかの罰則が課せられるケースが多いです。

 「義務投票制」を最初に導入したのはオーストラリアで、1925年の選挙から実施しています。正当な理由もなく投票に行かなかった場合は、20~50豪ドルの罰金が課せられます。もともとオーストラリアの投票率は50%台でしたが、制度を導入してからは90%台などの高い投票率を維持しています。また、シンガポールでは、正当な理由がなく投票を棄権した場合は、選挙人名簿から抹消されてしまいます。

 この制度の利点としては、高い投票率を保つことができるので国民の意見を政治に反映できるとの考え方がある一方、投票を強制化することで国民の「投票の自由」が侵害されるなどの反対論もあります。

最終更新:2015/6/24(水) 4:35
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