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<南北朝鮮>開城工業団地、なぜ操業停止が続いているの?

2013/8/1(木) 17:40配信

THE PAGE

 韓国と北朝鮮が共同で運営していた北朝鮮南部の開城(ケソン)工業団地が、4月から操業停止しており、事実上の閉鎖状態が続いています。なぜでしょうか。

 開城工業団地は南北協力のシンボルとして、2000年に金大中大統領と金正日総書記が合意しました。韓国の現代グループが開発し、2004年に操業を開始。衣料メーカーなど韓国企業約120社が進出、約5万人の北朝鮮労働者が働いていました。2012年の生産額は約4億7000万ドル。経済難にあえぐ北朝鮮にとっては貴重な収入源となり、韓国企業にとっては安い賃金で労働者が雇えるメリットがありました。

 ところが2013年4月上旬、米韓合同軍事演習などに反発した北朝鮮が、韓国側からの立ち入りを禁止。その後、北朝鮮労働者が出勤せず、操業が停止しました。ちょうど北朝鮮がミサイルを発射するかもしれないと世界中が警戒していた頃のことです。

 やがて南北の緊張が和らぎ、7月7日、韓国企業関係者が工業団地の設備点検に入ることなどで両国の当局者が合意しました。しかしその後、工業団地の正常化に向けた会合を繰り返しても折り合えない状態が続いています。韓国側は、北朝鮮が操業停止のような事態の再発防止策を約束しない限り、再開できないという立場です。これに対して北朝鮮側は、即時再開を求めています。

最終更新:2015/12/11(金) 4:54
THE PAGE

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