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レンジャーズ内紛 ダルビッシュの選手寿命を左右

2013/10/3(木) 22:39配信

THE PAGE

レ軍内紛勃発 責任は球団社長か監督か

 テキサスの雲行きが怪しい。
 レンジャーズは、30日のプレーオフ進出決定戦でレイズに敗れ、プレーオフ出場が3年連続で途切れた。昨年に続き、9月に大失速したのが響き、その責任を誰が取るのか、というスケープゴート探しが今、地元紙を中心に始まっている。

 ロン・ワシントン監督か、ジョン・ダニエルズ 球団社長兼ゼネラルマネージャーか。
 行きつくところ、この二人となるのだが、ダニエルズが外されるとしたらそれは、権力闘争の敗北を意味するのかもしれない。実は、今年に入って、MLBの最多奪三振記録を持つ大投手で球団最高経営責任者兼社長のノーラン・ライアンと、ダニエルズの間に不協和音が生まれていた。
 それが露呈したのは、春先の3月1日に発表された球団人事だった。ライアンの肩書きから「社長」が外れ、ダニエルズが社長とGMを兼ねることになった。

 この人事によってライアンの組織内での影響力が低下し、ダニエルズの権限が拡大すると見られた。好意的に見れば、ライアンが勇退し、ダニエルズに権力を禅譲したとも受けとれるが、内幕はまるで違ったらしい。その人事発表の2日後、「ダニエルズがすべてを図り、ライアンを追い出しにかかった」という趣旨の暴露記事が地元紙に出たのである。

ライアン人事に抵抗があったダニエルズ

 この記事を見たダニエルズは血の気が引いたのではないか。
 どういうことだ・・・?と。

 ダニエルズの真の狙いは、ライアンの締め出しというよりは、社長になることで得る人事権の獲得にあった。ダニエルズは長年、ライアンが選手やコーチ人事に口を出すことに抵抗を感じていた。例えば、投手コーチのマイク・マダックスはライアン人事。ベンチコーチのジャッキー・モーアもライアンが連れてきた人だ。

 ライアンの現場介入をどう防ぐか。それには人事の最終決定権を持つ社長に就任するしかない。そう考えたダニエルズは粛々とオーナーグループを説き伏せ、 ついに社長の座についたわけだが、それを良く思わない人はいたようで、ある情報源からのリークをもとに書かれたその記事では、ダニエルズが悪役に仕立てられていた。 その記事が全くのデタラメなら反論出来たかもしれない。が、ダニエルズの社長昇格が一時棚上げされたことを考えると、裏にそれを許さぬ力が見えたのではないか。

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最終更新:2015/8/17(月) 4:55
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