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マエケンの決意 「自分のすべてを出す!」

2013/10/10(木) 17:25配信

THE PAGE

ファーストステージ開幕投手へ

 初のCS出場を決めた広島のファーストステージ開幕投手は前田健太だ。

 広島は10日、甲子園移動の前に、社会人のJFE西日本と調整試合を行い、ファイナルステージの巨人戦開幕を予定している野村祐輔が登板。野村は球威がなく、少し心配の見える内容だった。それでも、開幕戦で前田、第二戦にはバリントン、三戦目にもつれ込んだ場合は大竹寛という2桁トリオで、CSファーストステージを突破する陣容を決定した。

甲子園では防御率0.00

 マエケンは、今季、対阪神に4勝1敗。そのうち2つは甲子園での勝利で、なんと敵地での防御率は、0.00。それでもマエケンは緊張感を持って準備を整えている。
 「(クライマックスシリーズは)初めてですからね。どういう試合になるかわかりませんが、厳しい戦いになることは間違いない。阪神に相性がいいと言っても参考になりません。2位チームの意地もあるでしょうから」

 V3はならなかったが、春に行われたWBCでは大事な先発を任されてきた。大舞台のプレッシャーには強い。 「マートン、西岡さんあたりは、要注意でしょうが、相手どうこうのより、いかに自分のすべてを出し切るかでしょう」

 シーズンの終盤には、予期せぬアクシデントが続いた。
 巨人戦では、39度の高熱を押して登板したし、CS出場決定後の中日戦では、打球が膝を直撃した。そして防御率タイトルと最多勝タイトルの2冠を狙った6日のヤクルト戦でのまさかの初回5失点の悪夢……。
 「まだシーズンは終わった気がしません。僕の中では続いています」
 雪辱を晴らす場はCSで。マエケンが腕ぶす。

楽天・田中に対するライバル心

 今季の前田を支えた原動力は2つある。
 ひとつは、WBCで共に戦った”ハンカチ世代”の同期、楽天、田中将大へのライバル心だ。

 広島の関係者から話を聞くと、今季のマー君は、世界記録となる24連勝無敗の記録を作ったが、マエケンは、その試合結果を異常に気にして意識していたという。連勝記録では太刀打ちできなくとも、ピッチングの内容では、マー君には負けたくない……と心の奥底で考えていたのだろう。

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最終更新:2016/1/10(日) 4:23
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