ここから本文です

ザックJ 長友を生かすにはどうすればいいか?

2013/10/14(月) 13:12配信

THE PAGE

 「寒いっすね、やっぱり。風邪を引かないよう、試合に向けてしっかり準備していきたいです」
 秋から冬へかけてのどんよりした空模様には慣れているはずの香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)が、小さく肩をすくめてそう言った。

 旧ソ連の一角、ベラルーシでは、太陽が傾くと一気に気温が下がる。朝晩の気温は5度を割り、前日まで滞在していたセルビアと比べて10度ほど低い。
 街の中で目にするのはキリル文字。ロシアでプレーする本田圭佑(CSKAモスクワ)にとっては庭のような場所だろうが、他の選手にとっては欧州組も含めてやはりアウェイそのものだ。

セルビア戦 長友にも”マンマーク”

 東欧遠征の初戦となったセルビア戦で0‐2の敗戦を喫したザックジャパン。舞台をベラルーシに移して行われる第2戦で課題となるのが、セルビア戦で停滞した攻撃の改善だ。
 これまでも香川と本田がマンツーマンで守備されることは多々あったが、セルビア戦は今までとは違っていた。香川にマンツーマンでDFがついていたのはパターン通りだったが、今回はサイドバックの長友佑都(インテル)にもマンマークがついたのだ。

 ビッグクラブのインテルでレギュラーを張っている長友の名前は、世界的に売れている。しかもサイドバックでありながら攻撃力が高く、日本のストロングポイントである左サイドで“攻撃陣の一角”と言えるほどの役割を担っているのが長友だ。
 来年のW杯でも今回と同じ対策を練られる危険性は十分あり、今のままでは攻撃が手詰まりになってしまうだろう。長友にまでマークがつくような状況が訪れた際、それをどうやって打開していくかが問題だ。

左サイドがマークされるのは自然

 ベラルーシでの最初の練習を終えた香川は、「攻撃でセルビアのような相手に対して何もできないということになれば、そこで話が終わってしまう。フィジカルの強い相手、厳しいプレッシャーをかけてくる相手、守備で組織的な相手に対して、どういう戦い方をするか。次の試合ではそれが課題になる」と言い切った。

 香川と長友にマンマークがついた状況でも点を取るにはどういう策が考えられるか。
 一つは、左サイドでもっと相手を引きつけ、マークの緩くなった右サイドでフィニッシュまで持って行くやり方だ。

 これには、主に右サイドでプレーする清武弘嗣(ニュルンベルク)が明確な考えを示した。
 清武いわく、「左サイドは(長友)佑都君と(香川)真司君だから、それはマンマークがつくことはあるだろう」。つまり、インテルとマンチェスター・ユナイテッドの選手がリスペクトされるのはある意味自然だととらえている。

 だからこそ、右サイドの攻撃の選手としては意欲をかき立てられている。
 「左サイドはそうやって(マンツーで)守られると思うが、逆にそれは右サイドの自分たちにとってはフリーでボールを受けられるチャンス。やりたいことを(プレッシャーなしに)自由にやれるなら、自分たちが決定機を作るかゴールを決めるかということになる」

1/2ページ

最終更新:2015/1/12(月) 4:52
THE PAGE

スポーツナビ サッカー情報

Yahoo!ニュースからのお知らせ