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ラグビー日本代表 FB藤田が早大で圧巻デビュー!

2013/11/23(土) 23:12配信

THE PAGE

(関東大学対抗戦 11月23日 早大69-7慶大 秩父宮)

 早大2年で日本代表に選ばれているフルバック、藤田慶和が23日、ようやく初の大学公式戦に臨んだ。1年目は左膝靱帯断裂からのリハビリで棒に振り、2年目は、ニュージーランド・カンタベリー州への留学と代表参加のためチームを留守にしていたのだ。

■伝統の一戦での3トライの鮮烈デビュー

 デビュー戦の舞台は伝統の早慶戦である。
 前半6分、自陣22メートルエリア。日本代表12キャップを保持する身長184センチ、体重90キロの快足ランナーがボールをもらうと、一気に鋭く前へ駆け出し、複数の防御を引き付けた。相手を腰元にかかえ、バックハンドで短いパスを放つ。そのボールをもらったウイング、荻野岳志のランを契機に、早大は先制点を挙げた。

 その後も藤田は、一人存在感の違いを見せつける。敵を引き寄せながらのオフロード(クレーン車が上から荷物を降ろすような)パス、真横に走りながら、慶大のタックラーをはたき落とすハンドオフを連発。大勢が決まってからも鋭いランで3トライをマークした。11月2日には世界ランク1位のニュージーランド代表、オールブラックスとのテストマッチに出場、その後も途中までだが欧州遠征に参加、帰国から、わずか「3回」の全体練習を経ただけの大学デビュー戦となったが、フル出場してチームの69-7の快勝劇に大きく貢献した。

 「(周りと)連携とまではいかないけど、コミュニケーションは取れたと思います。(チームの)サインで『これ何でしたっけ?』というものもある。これからはずっとワセダにいる。サインをしっかりと覚えて、日本代表とかニュージーランド(留学)で覚えたものも取り入れていきたいです。いい形でミックスさせて、レベルアップにつなげたらな、と思います」

■ヘッドコーチが求めるもの

 藤田が、ジャパンで得たもののひとつに球をもらうことへの貪欲さが挙げられよう。

 エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)はウイング、フルバックなどのランナー役に「ボールタッチの多さ」を求める傾向があり、その助言を採り入れたパナソニックのウイング、山田章仁は、「いつも(テレビが試合を写す)フレームの中に」という意識でトップリーグのトライ王となっている。

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最終更新:2015/11/24(火) 4:41
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